箱根湯本駅前商店街、大涌谷やロープウェイ、箱根ガラスの森美術館、芦ノ湖など、箱根にはたくさんの観光スポットがあります。
そんな箱根に1泊2日で旅行に行くことになったら、限られた時間のなか色々な観光施設をまわりたいと思う方が多いのではないでしょうか。
日頃の疲れを癒やすべく、温泉に入ったりのんびり過ごす旅行にしたい時もありますよね。今回はそんなあなたへ、実体験を踏まえてオススメする「箱根湯本で温泉に入りながらまったり過ごす1泊2日の旅行プラン」を紹介します。
【行ってよかった】箱根のおすすめ観光スポット・グルメ・お役立ち情報
温泉に入ったりのんびり過ごそう!そんな旅行のメインは箱根湯本
箱根でまったりのんびりと過ごすなら、箱根湯本を中心に観光プランを立てるのがオススメ。箱根湯本は電車・車ともに都心からのアクセスが良く、駅周辺には温泉旅館や食事処、そしてお土産処などのお店が多数並んでいます。
どうせ行くなら朝一で!と言いたいところですが、箱根でゆっくり過ごすことを目的とするなら出発時間も遅めでいいと思います。(実際にこの日は箱根湯本に14時過ぎに到着しました)
箱根湯本に到着したらまずは宿泊先で身軽になろう
車や電車で箱根湯本に到着したら、まずは宿泊先にチェックインして荷物を置くことをオススメします。身も心もリフレッシュするための箱根旅行なので、重たい荷物を持ち歩くなんて酷な話。
到着時間が早くてチェックインできなければ、フロントへ荷物を預けるだけでもOKです!
さて今回選んだ温泉宿は、箱根湯本ホテルです。箱根湯本ホテル本館は現在休館中(2020年3月現在)のため別館側へ
車で箱根湯本まで来ておりましたので、まずは箱根湯本ホテルの駐車場に車を停めてチェックインを済ませます。
宿泊先のホテルに荷物を置いて身軽になったら、あらためて箱根湯本駅周辺に向かいましょう。ちなみに箱根湯本ホテルから最寄りの箱根湯本駅から徒歩20分と距離があるので、移動の際は旅館送迎シャトルバス(オレンジバス)のBコース(早雲通り線)に乗って移動します。移動時間は5分ほど(1回100円)
箱根湯本周辺の温泉旅館は旅館送迎シャトルバス(オレンジバス)で移動
箱根湯本の旅館送迎シャトルバス(オレンジバス)は箱根湯本駅からABCの3路線運行しており、箱根湯本駅から周辺の温泉旅館への移動には欠かせません。一律100円で箱根湯本駅から各宿泊施設前まで行くことができます。
via 箱根湯本観光協会
参考までに箱根湯本ホテル – 箱根湯本駅間は、シャトルバス(オレンジバス)のBコース(早雲通り方面行き)。駅から箱根湯本ホテルに向かうときは、乗車時にホテル名を伝えればホテル前で停車してくれます。
※その他シャトルバス(オレンジバス)に関する情報はコチラでご確認ください。
荷物は箱根キャリーサービスに預けてもOK!
ロマンスカーなど電車で箱根旅行に来ている方は、わざわざホテルまでに行かなくとも、箱根湯本駅ホームで受付している「キャリーサービス」を利用すれば手荷物をホテルまで届けてくれます。
荷物を預けると観光している間に指定したホテルに届けてくれるので滞在時間を有効活用できます。過去に利用しましたが、わざわざホテルまで行かずに身軽になれるのでオススメです。
箱根湯本駅前商店街をぶらり散策しよう
箱根湯本駅前商店街には、食事処やお土産屋などたくさんのお店が連ねています。
ランチを食べたり、カフェや足湯で休憩してみたり、早めの晩酌をはじめてみたりと「まったりゆっくり過ごす箱根旅行」を思う存分お楽しみください。
いくつかオススメを紹介します。
箱根湯本の足湯スポット
1.待ち時間に無料で足湯を利用できる「湯葉丼 直吉」
箱根湯本駅から徒歩5分ほどの位置にある「湯葉丼 直吉」は、なんと待ち時間の間無料で足湯を利用できるお店。
名物は汲み上げ湯葉を玉子でとじたアツアツ!ふわふわの「湯葉丼」です。
2.箱根湯本駅真上の高台にある「かっぱ天国」
箱根湯本駅から徒歩3分ほど、高台の上にある「かっぱ天国」には、源泉かけ流しの温泉や足湯があります。足湯は大人ひとり200円(税込)で利用可能。
箱根湯本温泉 かっぱ天国
箱根SAGAMIYA(さがみや)
箱根湯本駅に行くとほぼ毎回のように立ち寄るお店が「箱根SAGAMIYA(さがみや)」。
木の実を使った手づくりお菓子を販売しているお店です。人気菓子「ナッツヴェセル」がとくにおすすめ。
カフェ ティムニー (Timuny.)
箱根湯本の早川沿いにひっそりと佇むカフェ ティムニー (Timuny.)。
多くの観光客で賑わう駅前商店街から一転、路地裏にあるカフェ ティムニーの落ち着いた店内で、自慢のコーヒーを飲みながら過ごす時間は至福のひととき。
駅から近いので、電車やバスの待ち時間に利用するのもオススメですよ。
箱根・ルッカの森
箱根・ルッカの森は、箱根湯本駅から箱根湯本ホテルへ向かう道中にあります。駐車場があるので車なら立ち寄りやすい。
湘南ゴールドソフトバウム、沖縄黒糖ハードバウム、焼きモンブランがオススメ
箱根湯本駅から少し離れているので観光客で混雑していることもなく、ゆっくりと買い物することができます。箱根湯本駅からは歩いて10分弱、天気の良い日は歩いてみると気持ちいいですよ。
鈴廣かまぼこの里 鈴なり市場
鈴廣かまぼこの里は、箱根のかまぼこ・干物・菓子・ビールなどの買い物、食事、体験教室などを楽しめる施設。そのひとつである「鈴なり市場」では買い物を楽しみましょう。
鈴廣かまぼこの里 鈴なり市場は箱根の麓にあり、最寄駅は箱根湯本駅の2つ隣の「風祭駅」。大きな駐車場があるので車で行っても立ち寄ることができます。
かまぼこやは箱根ビールなど箱根土産が色々と売っていますし、試食も楽しめるのでオススメです。
地元の居酒屋行くなら「歌流多(かるた)」
多くの店が夕方には閉店するなか、深夜まで営業する居酒屋「歌流多(かるた)」。箱根湯本ホテルなら徒歩5分の距離ですし、ホテルが離れていても無料送迎があります!
料理がうまく、何より店主が素敵な地元の居酒屋で楽しい夜を過ごしましょう!
温泉旅館でまったりのんびり過ごそう
箱根湯本駅周辺で食事や買い物を楽しんだら、宿泊先の温泉旅館へ戻りましょう。上述の通り今回は「箱根湯本ホテル」を予約しましたので、参考までに館内様子を少しご紹介します。
箱根湯本ホテルの客室
箱根湯本ホテル別館の山側に位置する一室に泊まりました。
縁側でお酒を飲みながらのんびり過ごします。これも至福のひととき。
箱根湯本ホテルの温泉
箱根湯本ホテルでは、男性用「かじかの湯」、女性用「あじさいの湯」という名の大浴場に温泉があります。
via 箱根湯本ホテル
当館温泉のメタケイ酸含有量は126mg、なんと平均値の約3倍を誇ります。どこにも負けない「美肌効果のある温泉」というわけです。「美人の湯というなら3ケタのメタケイ酸」といわれるように、当館の「4源泉混合泉」はその名に恥じない、みなさまのお肌をつるつる・ピカピカにしてくれるまさに「美人の湯」なのです。温泉につかった瞬間に違いがわかる、当館自慢の温泉を心ゆくまでお楽しみください。
大浴場には内風呂と露天風呂があります。タイミングが良かったのか、ほぼ貸切状態でゆっくり温泉浸かることができて満足です。
食事
箱根湯本ホテルでの食事は、夕食はハーフバイキング、翌朝はバイキング形式の食事。
夕食時のハンドメイドブースでは、目の前でピザを作っていたので他の宿泊客(子供たち)は興味津々。数種類のピザを順に作っていたので飽きることなくお腹いっぱい食べることができます。
朝食時のバイキングでは、館内のベーカリー工場で焼いたパンが何種類も置かれています。定期的に届けられているので、いつ行っても焼きたてパンを食べることができます。
翌朝も温泉に入り、ゆっくりとチェックアウトの準備
朝食の時間も考慮しながら、朝から温泉に入ってリフレッシュ。「まったりゆっくり過ごす箱根旅行」は翌朝も時間いっぱいゆっくり過ごします。
チェックアウト後はそのまま帰路についてもいいですし、車・電車・バスでちょっと移動すれば大涌谷や芦ノ湖など観光スポットがあるのでお好みで!
オススメ温泉旅館
箱根湯本でまったり過ごすなら、次の温泉旅館をオススメします。
1.箱根湯本ホテル
まずは今回宿泊した「箱根湯本ホテル」です。建物自体には古さも感じますが、部屋やお風呂などは綺麗にされていましたし、快適に過ごすことができる温泉宿。
2.箱根 花紋
続いて箱根湯本ホテルよりも駅寄りの位置にあるのが「箱根 花紋」です。
花紋は日帰り温泉として利用することも可能です。
3.ホテルおかだ
5本の自家源泉から湧き出る温泉が特長の「ホテルおかだ」も箱根湯本ホテルや花紋のご近所。
隣接する「湯の里おかだ」は宿泊中は何度も利用可能ですので、温泉重視の方に特におすすめ!
※湯の里おかだは日帰りでも利用可能な温泉施設です
詳しくは以下の記事でもご紹介しています。
その他、箱根のおすすめホテルは「箱根に行ったら泊まりたい!おすすめ温泉旅館・ホテル9選」などの記事でご紹介しているのであわせてお読みください。
まとめ|箱根でまったり過ごしてリフレッシュ
箱根には有名な観光施設が多数あるので、旅行に行くとつい予定を詰め込んでしまいませんか?
もちろんアクティブに過ごす箱根旅行も楽しいですが、今回ご紹介したようにまったりゆっくり過ごしてみると、また違った箱根の良さを感じていただけることと思います。
たまにはこうして、温泉や食事、買い物を中心にのんびり過ごす箱根旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。