ポカポカと暖かくて過ごしやすい春。冬の厳しい寒さが和らぎ、少しずつ暖かな季節の訪れを感じ始めると、なんとなく気持ちがワクワクしてきます。
しかし、そんな素敵な春にも天敵が。そう、スギやヒノキの「花粉」です。
これらの花粉が飛散する春は、自宅、会社、屋外、どこにいても僕たち患者を苦しめ、毎年多くの方が悩まされていると思います。
花粉症患者の多くは、シーズン中にマスク・飲み薬・点鼻薬などを駆使して症状に耐えていると思うのですが、今後はそこに「鼻洗浄(鼻うがい)」を加えてみてはいかがでしょうか?
鼻うがいすると、花粉や雑菌などによる鼻づまりから解放され、快適に過ごすことができるようになるのでオススメです!
今回は自宅で簡単にできるオススメの鼻洗浄器を紹介しますので、まだ体験したことがない鼻水や鼻づまりでお悩みの方は、ぜひ試してみてください。
「Nasaline (ナサリン) 鼻洗浄器」の特長や効果、鼻うがいの方法
今回僕がオススメする市販の鼻洗浄器は「Nasaline (ナサリン) 鼻洗浄器」。
薬剤を使用しないシンプルな鼻洗浄用の器具で、自宅で一人で鼻うがいするにはピッタリの製品です。
「ナサリン」は、誰でも簡単に鼻うがいが出来るように開発された、ツーンとした痛みを一切伴わない鼻洗浄器です。 鼻洗浄は、医師が進める古くからのテクニックで、鼻に溜まったアレルギーの原因となる花粉・ホコリ・雑菌等を洗い流すことで、鼻のムズムズ感をスッキリさせてくれます。
「ナサリン鼻洗浄器」の特長
ナサリンは注射器形状の鼻洗浄器。
本体の他、専用ケースや専用塩サンプル10包、そして取扱説明書が同梱されています。
注射器形状の鼻洗浄器で用意した洗浄水を吸い取り、鼻穴へ押し出すというシンプルなキットです。
洗浄水が鼻を通過する際に、鼻水や鼻の奥に付着した花粉・雑菌・ホコリなどを洗い流し、乾燥した鼻を潤して呼吸を快適にする効果があります。
「ナサリン鼻洗浄器」を使った鼻うがいのやり方
ナサリンを使うには最初に洗浄水を用意します。洗浄水といっても付属の専用塩をぬるま湯に溶かすだけなので簡単です。
適当な容器に専用塩1包(2.5グラム)を入れ、ぬるま湯250mlを注ぎ入れたらよくかき混ぜます。
塩がぬるま湯に溶けたら注射器形状の鼻洗浄器で洗浄水を吸い、片方の鼻穴へ本体先端を挿入。口を開けて「あー」と言いながら洗浄水を注射器から押し出していきます。
本体から押し出された洗浄水は、うまくいくと鼻を通過して口から流れ出ていきます。
鼻穴には本体先端をしっかり入れ、顔は真っ直ぐ前を向いて実行するのがポイント。恐らく最初は角度等がうまく合わず鼻からそのまま流れ落ちてしまうこともあると思るので、洗面所よりも浴室でやることをオススメします。
ナサリンで鼻うがいした後は、ゆっくり優しく鼻をかんでください。その後、頭を前に傾け左右に優しく振ったら鼻に溜まった洗浄水を取り除けます。
ただし中には、鼻うがいから数時間経過した後に洗浄水が鼻から流れ出るケースもあるようなので、寝る前にやるなら枕元にタオルを用意しておくといいでしょう。
「ナサリン鼻洗浄器」による鼻うがいの頻度・使用回数
ナサリン公式サイトによると、鼻うがいの頻度は「朝・昼・夜、一日3回の使用」がオススメだそうです。
でも反対にやり過ぎると鼻を乾燥させてしまう可能性もあるので、多くても1日3,4回が望ましそうです。
ちなみに僕は高頻度に使う時期でも1,2日に1回程度しか使いません。
「ナサリン鼻洗浄器」の効果。良いところ悪いところ。
使い方に慣れるまで数回かかる
やってみるとわかりますが、鼻うがいって商品パッケージのように鼻から入れて口から流れるようにするの結構難しいです。
僕は最初、鼻穴をちゃんと塞げてなかったようで、洗浄水が鼻から出てしまうこともありました。なのでこれからお試しする方は、こぼれ落ちても平気なように浴室内で試すのが安全です。
ちなみに鼻の入口付近しか鼻洗浄できなくてもその部分だけは効果を感じたので、うまく出来なくても諦めず1回1回丁寧にやることが大切です。数回繰り返すうちにすぐ慣れます。
ツーンとしないし痛くない
一度も鼻うがいをしたことがない方には、「気になるけど痛そう」「鼻の奥がツーンとしそう」と想像している方もいると思います。
ひょっとしたら個人差もあるのかもしれませんが、少なくとも僕は「ナサリン鼻洗浄器」を使って痛かったことはこれまで一度もありません。
もちろんデリケートな部分ですので、しっかりと説明書通りに塩とぬるま湯で洗浄水を作って試していますが、ツーンとせず最後まで使い切ることができています。
鼻うがいした夜は良く寝れる!呼吸が快適。
花粉症などで鼻づまりしていると呼吸しにくいので、夜ぐっすり眠れなかったり、口呼吸になって翌朝喉が痛くなったりすることありませんか?鼻づまりが原因のいびきもあると聞きます。
しかし「ナサリン鼻洗浄器」で鼻うがいした日の夜は、洗浄効果で鼻の通りが良くなり呼吸しやすくなって、ぐっすり寝ることができます。
鼻づまり気味だと臭いに鈍感になって食事も本来のように味わえないこともありますが、鼻うがいで鼻の通りが良くなるので晩御飯も美味しくいただけます。
付属の専用塩がなくなっても市販の食塩で洗浄水は作れる
ナサリンには付属で専用塩が10袋同梱されています。まずはこれで洗浄水を作り鼻うがいすることをオススメしますが、専用塩がなくなったら自宅にある食塩を使うことができます。
塩の分量をしっかりと測り、濃度0.9%程度の洗浄水になるよう注意は必要ですが、決まった専用塩を買わなくても使い続けることができるのでコスパに優れています。
普段料理等しなくて計量スプーンをお持ちでなければ、ナサリンと一緒に「ドリテックの計量スプーン」の購入をオススメします。
粉や液体など、スプーンでなんでも簡単に測れる優れものです。普段の料理にも普通に使えるのでおすすめです。
コーヒーの粉10gを計るなら!ドリテックの計量スプーンがおすすめ
お手入れ簡単!使用後は本体をバラバラにして洗えて衛生的
ナサリンは本体のパーツを3つにバラして手入れできるので、使用後はきれいに洗って清潔な状態を保つことができます。
先端シリコンチップ、注入筒器部、ピストン部分の3つをぬるま湯で軽く洗ったら、注入器筒部にピストン部分をもどして自然乾燥させればお手入れ完了です!
洗い終えて乾燥する時に注入器筒部にピストン部分をもどすのは、ゴムが滑りにくくなるのを防ぐためだそうです。本体をより長く使いたければ保管方法にも気をつけましょう。
ゴムは消耗品。ダメになったら本体を書い直そう
手入れしやすく衛生的なナサリンですが、使い続けるとさすがにゴムは劣化します。
使用頻度にもよりますが、例えば春の花粉シーズンに定期的使うなら、年(シーズン)に1回のペースで本体を買い直す間隔です。
Amazonなら在庫さえあればすぐに届きますので、「ダメになったら買う」というサイクルでもいいかもしれません。ただし「ナサリン」の公式耐用期間は約4ヶ月ですのでご注意ください。
まとめ
今回は花粉症による鼻づまりを解消するのにおすすめの鼻洗浄器をご紹介しました。
シンプルな構造で取り扱いしやすく、自宅で簡単に鼻うがいできる「Nasaline (ナサリン) 鼻洗浄器」は、今や僕にとって花粉やホコリ、風邪で鼻づまりになったら欠かせません。
- シンプルなキットで使い方が簡単
- 鼻水や鼻の奥に付着した花粉・雑菌・ホコリを洗い流し、乾燥した鼻が潤って呼吸が快適になる
- 手入れしやすく衛生的
- 薬剤不要。食塩とぬるま湯で洗浄水が作れるのでコスパがいい
市販の鼻洗浄器には色々と種類がありますが、上記のような特長があってとにかくシンプルで衛生的なモノをお探しでしたら、「Nasaline (ナサリン) 鼻洗浄器」をオススメします。
ツライ花粉症のシーズンを乗り切るために、ぜひお試しください。
目のかゆみにもお悩みでしたら、「眼球洗浄」オススメです!