床拭きロボット「ブラーバ」ってあるけど、本当に床を綺麗に掃除できるの?
以前の僕はそう思っていました。
ちゃんと床を綺麗に拭くことができるのか?クイックルワイパーのウェットシート以上の効果はあるのか?買うとそれなりの価格ですので、払うだけの価値があるのか疑問だったのです。
結局購入するまでその答えはわかりませんでしたが、今ではもうブラーバの有能さに毎日のように感動。本気で買って良かったと思っています!
- 仕事が忙しくて定期的に掃除する時間のない方
- 小さなお子様を子育て中でなかなか掃除ができない方
- 室内で犬や猫などペットを飼っている方
など、ブラーバは一人暮らしの方〜ファミリーまで様々な家庭にオススメです。
今回はそんな床拭きロボット「ブラーバ」の特徴・おすすめポイントなどを詳しくレビューしていきます。
床拭きロボット「ブラーバ380j」の基本情報
ロボット掃除機「ルンバ」の兄弟分、床拭きロボット「ブラーバ」は、ルンバよりもコンパクトなボディや静かな動作音、そして床を乾拭き/濡れ拭き掃除してくれるのが特長です。
製品仕様/床拭きロボットの後継モデル「ブラーバジェット」と比較
製品名 | ブラーバ380j |
ブラーバジェット240 |
---|---|---|
清掃モード | 2モード(ウェット、ドライ) | 3モード(ウェットモップ、ダンプスウィープ、ドライスウィープ) |
水拭きの仕組み | パッドからお掃除クロスに補水 | 床へスプレー噴射 |
最大可動面積 | ドライモード:56畳 | ダンプスウィープモード/ドライスウィープモード:15畳 |
ウェットモード:20畳 | ウェットモップモード:12畳 | |
市販の使い捨て掃除シート | ◯ 対応 | ☓ 非対応 |
清掃中断時の清掃済みエリアの記憶 | ◯ 対応 | ☓ 非対応 |
充電時間 | 急速充電スタンド使用で最大2時間 | 最大2時間 |
サイズ | 幅244mm×奥行216mm×高さ79mm | 幅178mm×奥行170mm×高さ84mm |
その他 | 詳細ページへ | 詳細ページへ |
床拭きロボット「ブラーバ」には後継モデル「ブラーバジェット」がありますので比較参考として掲載します。
なお両モデルの大きな違いは以下の3点
- 床を水拭き掃除する際の仕組み
- 掃除用クリーニングクロス
- クイックルワイパーなど市販品の使用可否
パッドから掃除用クリーニングクロスに少しずつ補水するのが「ブラーバ」、本体から床に直接スプレー噴射するのが「ブラーバジェット」です。
また掃除用クリーニングクロスに関しては、「ブラーバ」はクイックルワイパーなど市販のお掃除シートにも対応しているのに対し、「ブラーバジェット」は専用のクリーニングクロスのみ対応しています。
「ブラーバとブラーバジェットどっちがオススメなの?」
そんな声も聞くことがありますが、僕がオススメするのは「ブラーバ」です!(理由は後述します)
ブラーバ開封レビュー
ブラーバ380jのパッケージを開封していきます!
パッケージ内には本体の他付属品が7つ。
- 急速充電スタンド
- ACアダプター
- NorthStarキューブ
- クリーニングパッド(2種)
- ドライクロス(白)
- ウェットクロス(青)
- 交換用導水キャップ
白くて四角いボディはルンバよりもコンパクト!
ブラーバ380jの裏側はこんな感じ。画像下側が着脱するクリーニングパッド部分です。
付属のクリーニングパッドは2種。画像はウェットモード用のクリーニングパッドで、中に水を入れることができる構造になっています。もうひとつはドライモード用のクリーニングパッド(市販のお掃除シートを使う時もこちら)です。
ブラーバ380j付属の急速充電スタンドもカラーは白。電源コンセントに繋いだ急速充電スタンドにブラーバを縦置きするだけで充電を開始します。
付属のクリーニングクロスも2種。ドライモード用のドライクロスが白、ウェットモード用のウェットクロスが青です。
こちらはウェットモード用のクリーニングパッドで使用する交換用キャップ。
ブラーバ380j付属のNorthStarキューブです。
付属の「NorthStarキューブ」を使うと、より正確な位置情報の把握が可能に。今、部屋のどこを清掃しているか、次にどこを清掃すればよいかを判断します。
ブラーバの清掃力向上にNorthStarキューブは欠かせません。
NorthStarキューブ1個に単2の乾電池2本使用します。
電池蓋は手で開け閉め可能。
なおこのNorthStarキューブをひとつ追加設置すると、ドライモードの清掃面積を最大2倍に拡大することができます。
NorthStarキューブ本体にはチャンネル1と2があるので、追加購入する際はチャンネル番号が異なるものを購入しましょう。
床拭きロボット「ブラーバ」は取り付け・掃除・お手入れまで使い方とっても簡単
ブラーバはシンプルな設計なので、取り付けから掃除スタートまでとても簡単です。
- クリーニングパッドにクロスや市販のお掃除シートをセット
- クリーニングパッドをブラーバ本体にセット
- ブラーバの電源を入れる(電源ボタンを押すだけ)
- ドライモード・ウェットモードいずれかを選択(ボタンを押すだけ)
- 掃除終了後、使ったクリーニングパッド(クロス)を外して急速充電スタンドに置いたら終了
たったこれだけ。「お掃除ロボット」や「床拭きロボット」と聞くと難しそうに感じる方もいるかもしれませんが、ボタン操作はたった2つしかありません!
クリーニングパッドにクロスをセットしてみる
(1)付属のクリーニングクロス(ドライ用)をセット
付属のクリーニングクロス(ドライ用)をパッドにセットしてみます。
クリーニングクロス(ドライ用)の上にパッドを置き…
クイックルワイパーなど市販のお掃除用モップを使う時と同じ要領で、クリーニングパッドの溝に挟み込んでセットします。
(2)市販のお掃除シートをパッドにセット
市販のお掃除シートをパッドにセットする方法も同様です。まずは市販のお掃除シートの上にパッドを置き…
その後クリーニングパッドの溝にお掃除シートを挟み込んでセット完了です。
クリーニングパッドにセットした後は、ブラーバ本体にクリーニングパッドをセットするだけ。ブラーバ380jのクリーニングパッドはマグネット式なので、手で簡単に取り付けすることができます。
ブラーバへの取り付け完了!とても簡単です。
(3)付属のクリーニングクロス(ウェット用)をパッドにセット
ウェットモードに必要なのはこの2つ。
ウェット用のクリーニングパッドに水道水をいれます。
ウェットのクリーニングパッドは、裏面真ん中の部分からクリーニングクロスに補水される仕組みになっています。
水で濡らしてよくしぼったクリーニングクロス(ウェット用)をセットして完了。ドライ用と違うのは水道水を入れる点だけ。
お掃除スタートも簡単。2つのボタン操作でスタート
クリーニングパッド(クロス)をブラーバにセットしたら、いよいよ掃除スタートです。
ブラーバ本体真ん中のボタンで電源オンオフ、電源を入れて左側のボタンを押せばドライモード、右側のボタンでウェットモードで動き始めます。押すボタンは2つとシンプルな仕組みなので、簡単に使い始めることができます。
掃除を始めたら終了するまで勝手に動きまわるので、掃除終了音など何か音が鳴るまでは放置。テーブルやイスの脚の間も、前後に動きながら微調整して進んでいくので、どこかで止まってしまうケースは思いの外発生しません。
ちなみにどこかで挟まって動けなくなった時は音で知らせてくれます。
でもブラーバの通路は広いに越したことはないため、例えばイスをテーブルの上に持ち上げたり床に散らかるオモチャを片付けておくと、ブラーバの掃除効果は飛躍的に高まります。
「お掃除ロボット」「床拭きロボット」と聞くと難しそうに感じる方もいるかもしれませんが、ブラーバの操作はとても簡単ですので機械がでも使いやすいと思います。
床拭きロボット「ブラーバ380j」のおすすめポイント!
ブラーバはクイックルワイパーなど市販のお掃除シートを使える
一人暮らしの方からファミリーまで、フローリングのお家なら「クイックルワイパー」のような床拭き掃除シートを使用されている方も多いと思います。
雑巾絞って床を拭くのは面倒でも、市販の使い捨てお掃除シートのセットならサッと終わらせることできるので助かりますよね。
なぜ僕がブラーバをオススメするかというと、市販の使い捨てお掃除シートを使用することができるから。
掃除が面倒になる理由のひとつに片づけの面倒さがありますが、市販の使い捨てお掃除シートを使えるブラーバなら、掃除が終わったら本体から外して捨てるだけ。とってもラクなんです。
1回の違いはほんのひと手間の差でも、日常的に行うことだからこそ、継続した際の影響力は計り知れません。
水拭き用「ウェットモード」で濡れ拭きした後の床が気持ちよすぎて最高
ブラーバのお掃除力で最も感動したのは濡れ拭き(ウェットモード)です。
掃除中にパッドからクリーニングクロスへ水が供給されるので、時間をかけて掃除しても最後までクロスが乾くことなく掃除することができます。しかもブラーバ380jのウェットモードでは、同じ場所を3回拭きながら進行するので、拭き残しのないよう丁寧にお掃除してくれます。
「普段ウェットタイプのクイックルワイパーしてるから変わらなそう」
僕もはじめはそう思っていましたが、使ってみてすぐに間違いだったと気付かされました。いくらウェットとはいえ、市販のお掃除シートと水で濡らしたクリーニングクロスでは拭き掃除の効果が全然違うんです!
ブラーバが通過した部分の床はピカピカ!前後左右に動きながら繰り返し拭いてくれるので、まるで人の手で掃除したかのような仕上がりです。
ブラーバのウェットモードで濡れ拭きした後の床は裸足で歩くと気持ちいいので、これを体感するとクイックルワイパーなど市販品のお掃除シートじゃなく、たまにはクリーニングクロスで水拭きしてもらおうと思うようになっていきます。
ブラーバのウェットモードによる床拭き掃除は本当に期待以上でした。
掃除機ロボット「ルンバ」と違いうるさくない!とても静かなブラーバの動作音
お掃除ロボットと聞くと、ルンバが掃除している時のあの動作音を想像される方もいると思います。
でもご安心ください、ブラーバの動作音はかなり静かです。
そもそも掃除機と床拭きという仕組みの違いが大きいのですが、ブラーバは同じ部屋で作業していても音が気になることがありません。むしろほとんど聞こえないので、気づいたら足元掃除していたなんてこともしばしば。
清掃完了や開始地点に戻る時、その他エラー時のメロディ音は鳴りますが、動作音自体は静かなので、何か他の作業をしていても邪魔に感じることは少ないでしょう。
ここが惜しい!ルンバと違ってホームベースに戻る機能はない。でも開始地点の近くまでは帰ります。
お掃除ロボット「ルンバ」の特長といえば、ホームベース(充電器)に戻る機能。掃除が終わったりバッテリー残量が少なくなると、自動的にホームベースへ帰還します。
残念ながら、ブラーバにはホームベースに戻るという機能はありません。
ブラーバにはホームベースという充電器はなく、ACアダプターを直接繋ぐか急速充電スタンドにたてて充電します。掃除完了後の充電まで自動で行うルンバと異なり、ブラーバは全て自動とはいきません。
ただしブラーバにも掃除開始地点まで戻ろうという仕組みはありますので、充電器の近くで掃除を始めれば完了次第その近くまで戻ってきます。
またホームベースがない代わりに、急速充電スタンドへ縦置き保管できるのもブラーバのメリットです。(ブラーバ380jに付属)
急速充電スタンドの突起に合わせてブラーバを置くだけ。
これだけで充電開始。縦置きのまま保管できます。
本体サイズもルンバと比較するとコンパクトなので場所もとりません。掃除後の設置は自動ではありませんが、個人的にはそれよりも縦置き可能なコンパクトな点のほうが嬉しいです。
レビューまとめ|床拭きロボット「ブラーバ」は一人暮らし〜ファミリーまで様々な家庭にオススメ
今回は床拭きロボット「ブラーバ」の特徴・おすすめポイントを詳しくご紹介しました。
こんな方へオススメ!
- 一人暮らしや共働きで掃除する時間がない、掃除が面倒だ
- 子育てに忙しく、なかなか自分の時間を作れない
- 室内でペットを飼っているので毎日の掃除が大変
- 現在ルンバを使っていて、お掃除ロボットによる掃除の仕上がりをさらに高めたい
- 実家の両親へのプレゼントを検討中
「床拭きロボットってなんだか綺麗に掃除できなそう。クイックルワイパーでサッと掃除すればいいのでは?」
ブラーバ380jを購入する前はそう考えていましたが、これは完全に間違っていました。
市販のお掃除シートを使えば今までと同様のコストですし、掃除後にクロスを洗う手間もかかりません。またクイックルワイパーなら確かにサッと拭き掃除できますが、ブラーバのウェットモードによる濡れ拭きの仕上がりはもうとにかく最高です!
ボタン2つでスタートできる操作の簡単さも嬉しいですね。これなら機械が苦手な方でも使いこなせると思います。
大げさではなく、僕は毎日のように感動しています。部屋がフローリングなら一家に一台ブラーバを!一人暮らしの方からファミリーまでオススメできる製品です。
僕が最もオススメするのは、急速充電スタンド付き、市販のお掃除シートも使える「ブラーバ380j」です。
急速充電スタンドが不要でしたら、急速充電スタンドを省いてちょっとお安い「ブラーバ371j」というモデルもあります。