「風邪」「声の出しすぎ」「空気の乾燥」「タバコ・酒」「ドライマウス」など、喉の痛みといっても原因は様々あります。
筆者も昔から風邪をひくと喉が最初に痛くなったり、乾燥していたり空気の悪いところに長時間いると喉がイガイガし始めたりと、喉の痛みに悩まされることがよくありました。
そんな時いつも活躍してくれるのが、喉の痛みに効く市販薬の存在です。本日は喉の痛みを治すため、炎症を和らげるために普段から使用しているオススメの市販薬を紹介します。
喉の痛みをすぐに治したい!喉が痛い時に簡単にできる7つの対処方法
喉の痛みやハレを抑えてくれる市販薬「ペラックT錠」
まずはじめにご紹介するのは、「ペラックT錠」という錠剤タイプの市販薬です。非常に有名な市販薬で、口コミやランキングサイトで見かけてご存知の方も多いのではないでしょうか。
個人的に効き目抜群と感じているので常に自宅に置いています。
このペラックT錠に含まれる、「トラネキサム酸」と「カンゾウ乾燥エキス」に喉の炎症を和らげる効果があるとのこと。
ペラックT錠の主成分は喉の腫れ・痛みへの効果
ペラックT錠には、喉の腫れ・痛みへの効果が期待できる成分が含まれています。
1.トラネキサム酸
ペラックT錠の主成分はトラネキサム酸です。口内やのどの腫れ・痛みを改善する効果があります。
炎症やアレルギー症状が起こっているとき、体内で異常増加している酵素(プラスミン)を抑え、口内やのどにおけるはれ、痛みなどの症状を改善する。
2.カンゾウ乾燥エキス
ペラックT錠にはカンゾウ乾燥エキスも配合されています。カンゾウ乾燥エキスには炎症やアレルギーを抑える効果があります。
生薬、甘草のエキスで、主成分のグリチルリチン酸は、炎症やアレルギーを抑える作用がある。
その他にもペラックT錠には、皮膚や粘膜の機能を正常に働かせる作用がある「ビタミンB2」「ビタミンB6」と、体力消耗に効果がある「ビタミンCナトリウム」が含まれています。
箱の中身はこのような錠剤。成人(15歳以上)で一回2錠、1日3回服用します。眠くなる成分も含まれていないため、いつでも服用できるところもこの薬をオススメするポイント。
のどの痛み専用の飲み薬ペラックT錠に僕は何度も助けられました。確かな効き目を感じている市販薬です。
ペラックT錠を飲むタイミングはいつ?1日何回?
ペラックT錠は食後など決まったタイミングはなくいつでも服用できる薬です。食前・食後に関係なく、のどの痛み・はれ、口内炎の症状がある時に飲めば良いので助かります。
1日3回まで服用OKで、1回あたり4~5時間の間隔を空けることが必要です。
ペラックT錠は他の風邪薬と併用してもいいの?
第一三共ヘルスケアによると、「併用する風邪薬の成分とペラックT錠の成分が重なっていなければOK」とのこと。
かぜ薬の成分にペラックT錠の成分が重なって入っていないかどうかチェックをしてから飲んでください。また、のどの痛みが解消されたらペラックT錠の服用を中止して、併用期間はなるべく短期間にしましょう!
ペラックT錠はいつ飲んだらいいの?眠くなる成分は含まれている?
第一三共ヘルスケアHPを確認するとには、ペラックT錠は眠くなる成分を含んでいないので、仕事前や運転前でも安心して飲むことができるそうです。また食後でなくても服用OKなので、喉の痛みが気になったらすぐに飲むことが可能。
ペラックT錠 商品情報
- 咽頭炎・扁桃炎(のどのはれ・痛み)、口内炎
- 成人(15歳以上) :1回2錠、1日3回
- 7歳以上15歳未満:1回1錠、1日3回
- 7歳未満:服用できません
ペラックT錠(錠剤)の次は、のどスプレーのおすすめ市販薬をご紹介していきます。
喉の痛み(炎症部)に直接噴射!スプレータイプの市販薬「のどスプレー パープルショット」
次にオススメする喉に効く市販薬は、「のどスプレー パープルショット」。患部に噴射するスプレータイプの市販薬です。
市販ののどスプレーには「のどぬーるスプレー」をはじめとする殺菌系などいくつか種類がありますが、この「パープルショット」は「アズレンスルホン酸ナトリウム」という「喉の炎症を和らげる成分」を含んでいることが特長です。
のどスプレー パープルショットの主成分は喉の腫れ・痛み・口内炎などへの効果
のどスプレー パープルショットには、喉の炎症を抑える効果が期待できる成分が含まれています。
主成分:アズレンスルホン酸ナトリウム
のどスプレー パープルショットの主成分はアズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)です。
「アズレンスルホン酸ナトリウム」がのどの炎症部に直接届き、効果的に炎症を鎮めます。
水溶性アズレンには消炎作用があるので、のどが腫れている場合にも有効とのこと。
のどスプレー パープルショットの使い方
のどスプレー パープルショットの使い方は簡単で、1日数回、気になる患部(喉)に直接噴射するだけ。喉が痛い時やイガイガする時は、うがいした後や水分補給後に必ずパープルショットを噴射するようにしています。
味は…正直あまり美味しくありません。結構独特な甘さがあるんですが、薬っぽい苦味とかはありませんので使っていればすぐに慣れます。
それと、のどスプレー パープルショットは、喉の炎症・痛みだけでなく口内炎にも効果があります。容器も大きくないため持ち歩きしやすく、出先でも手軽に使うことができるところもこの市販薬をオススメする理由のひとつ。
仕事中や移動中、カラオケの後、プールの後など、どんな場面でもカバンからサッと出してシュッと患部に噴射できるので、大変重宝しています。
のどスプレー パープルショット商品情報
- のどの炎症によるのどあれ・のどの痛み・のどのはれ
- のどの不快感・声がれ
- 口内炎
- 1日数回適量を患部に噴射塗布
殺菌成分が加わった、「のどスプレー パープルショットプラス」
のどスプレー パープルショットプラスには、喉の炎症を抑える成分と殺菌効果が期待できる成分が含まれています。
上記「のどスプレー パープルショット」に、殺菌成分を加えたものが「のどスプレー パープルショットプラス」です。
のどスプレー パープルショットプラスの主成分
セチルピリジニウム塩化物水和物
パープルショットプラスには、殺菌成分であるセチルピリジニウム塩化物水和物が含まれています。
パープルショットの特長である、のどの炎症を抑える水溶性アズレンは同量のまま、このセチルピリジニウム塩化物水和物を追加したことで、殺菌効果も期待できる商品です。
味はそのまま、値段がパープルショットより少し高い
パープルショットとパープルショットプラスを比べてみると、まず味は変わりませんでした。パープルショット独特の甘さがあり、決しておいしいものではありません。そのため噴射した感じからは違いを感じることができません。
使用方法も同様で、1日数回患部へ噴射します。容器の大きさもパープルショットと変わらないので持ち運びに関しても不便しません。
ただし殺菌成分が加わっているだけあり、値段はパープルショットプラスのほうが数百円高いです。
喉の炎症を抑える効果だけではなく殺菌効果もまとめて求めたい時には、パープルショットプラスのほうが適しているでしょう。ちなみに僕自身は殺菌成分があまり合わないみたいで、ただの「パープルショット」を愛用しています。
のどスプレー パープルショットプラス商品情報
- のどの炎症によるのどあれ・のどの痛み・のどのはれ
- のどの不快感・声がれ
- 口内炎
- 1日数回適量を患部に噴射塗布
喉が痛い時には欠かせない!「龍角散のど飴」を舐めて保湿
市販薬ではありませんが、喉の痛みを治すには喉を潤す(保湿する)ことも大切。最後に愛用している「のど飴」も紹介しておきます。
龍角散のど飴には、カミツレ・カリンを主成分とした超微粒子の龍角散ハーブパウダー、19種類のハーブエキス、びわ葉が配合されています。味やにおいが特徴的ですが、とにかく、のどにやさしいのど飴です。
19種類のハーブエキスには、ペパーミント、カモミール、リンデン、カンゾウ、タイム、セージ、スターアニス、ユーカリ、オオバコ、エルダーフラワー、マローブルー、アニス、ヤロー、レモンバーム、ナツメ、スイカズラ、温州ミカン果皮、キキョウ、キクが配合されているとのこと。
とにかく喉にやさしい「のど飴」です。
喉の痛みにオススメの市販薬まとめ
これまで喉が痛くなった時は何度も「ペラックT錠」や「のどスプレー パープルショット」にお世話になりました。
市販の医薬品ですので効き目は症状や個人による差もあると思いますが、個人的には確かな効き目を感じています。
- 喉が痛くてツライ
- 喉がイガイガする
- 扁桃腺がはれてしまった
- エアコンなどの乾燥で喉に違和感
- 花粉で喉が痛い
このような症状でお困りで病院に行く時間もないようでしたら、まずは「ペラックT錠」と「パープルショット」を試してみてはいかがでしょうか。配合されている炎症緩和成分はそれぞれ異なりますので、どちらも試してみる価値はあると思います。
なお、喉の痛みをより早く治すには市販薬だけに頼るのではなく、以下の記事を参考にご自身で可能な対処方法を実践することも大切です。
喉の痛みをすぐに治したい!喉が痛い時に簡単にできる7つの対処方法
はじめに書いたとおり喉の痛みにも原因は様々。体調を崩した時は本来通院して医師に診断してもらうのが1番間違いありません。
仕事が忙しかったり等そうもいかない時もあるでしょうから、そんな時は今回ご紹介したオススメの市販薬を検討してみてはいかがでしょう。服用しても効果がなければ、通院して医師に診てもらってください。