MacBookやMacBook Pro、SurfaceBookなど年々USB-C(Type-C)搭載パソコンが増えています。過去に12インチ型MacBookが外部インターフェイスにUSB-Cポートしか搭載しないと発表された時はざわついたものですが、今やMacユーザーからすればUSB-Cは当たり前の存在になりました。
しかしそれでも従来のUSB-A(Type-A)搭載の外部接続機器を所有していたり、これからはじめてUSB-C搭載パソコンを購入する方にとっては不便を感じる瞬間もあったりと、まだまだ新しい規格です。
そんな移行期の今だからこそ、USB-Aとの変換アダプタになる「USB-Cハブ」が便利です。
RoughLogでも過去にオススメのUSB-Cハブを紹介しておりますが、スマホや過去に購入したUSB機器と接続するための変換アダプタとして、USB-Cハブは1台あると何かと役立ちます。
- アルミデザインでMacBookやMacBook Proにピッタリのデザイン
- USB-A・SDカード・HDMI・LANを変換して様々な機器との接続が可能
- より洗練されたポータブルデザインで持ち運びもしやすい
今回このような特長のある「Type-C Multi-Port Adapter 4K with Ethernet V2」をSatechi(サテチ)様からサンプル提供いただいたので、詳しくご紹介していきます。
12インチMacBookやMacBook Pro用にUSB-CハブやUSB-C変換ケーブルをお探しでしたらぜひご覧ください。
【失敗しない】MacBook Air/ProのおすすめUSB-Cハブ6選【比較】
洗練されたSatechi製USB-C多機能ハブV2の特長
今回ご紹介するSatechiのUSB-CハブV2は、USB-A変換アダプタとして使用できるのはもちろん、SDカードやHDMIケーブル、LANケーブルも接続ができる多機能な製品です。
そんなUSB-Cハブの製品仕様をまずはサラッと確認!
メーカー | Satechi(サテチ) |
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製品名 | Type-C Multi-Port Adapter 4K with Ethernet V2 |
メーカー型番 | ST-TCMA2S・ST-TCMA2M |
カラー | シルバー・スペースグレイ |
サイズ | 約118mm × 60mm × 16mm |
重さ | 約85g |
インターフェース | USB Type-A×3、USB Type-C×1、HDMI(4K@30Hz)×1、LAN×1、SDカードスロット×1、マイクロSDカードスロット×1 |
メーカー保証 | 18ヶ月 |
その他 | 詳細ページへ |
※サイズ・重量ともに実測値
シンプルなアルミデザインのUSB-CハブはMacBook(Air/Pro)と相性抜群
SatechiのUSB-Cハブを開封していきます。
Satechi製品は、パッケージから製品本体まですべてがシンプル。
中身はUSB-Cハブ本体のみ。カラーは愛用中のMacBook Proにあわせてシルバーです。
前面にはロゴが印字されていますが決して主張することはありません。これもSatechi製品の特長であり、オススメする理由のひとつ。
MacBook Proと接続してみます。シルバーカラーのアルミ素材、そして余計な装飾のないシンプルなデザインは、まるでApple純正品かと思わせるほどMacとの相性がいい。
豊富な接続端子で様々な機器の変換アダプタにオススメ
SatechiのUSB-Cハブ1番の特長は豊富な接続端子。様々な接続機器をお持ちの方でもコレ1台あれば十分です。
USB-Aが3口、そしてHDMIが1口並んでいます。従来のUSB機器やMacBook Proのモニターとの接続に使用。
こちらは充電用のUSB-Cが1口、そしてLANが1口並んでいます。PCに本機を接続してもUSB-Cポート1つを犠牲にするわけじゃなく、パススルー充電用に1つ用意されているのはありがたいですね。LAN端子は、WiFiがなく有線LANしかない環境でも作業できるようになるので助かります。
最後の1面はSDカード/Micro SDカードのスロットが1口ずつ。スマホやカメラから保存したデータの読み込みなどに使用できます。
小さなMicro SDカードはスロットにロック機能がついています。
挿入するとカチっとセットされるので安心です。
Satechi製USB-C多機能ハブV2のチェックポイント
前モデルのUSB-Cハブからデザインがより洗練されて美しい
「Satechi Type-C Multi-Port Adapter 4K with Ethernet V2」は前モデルと若干フォルムが改良されました。
丸みのあった前モデル(左)に対し、本機(右)は角ばったシャープなデザインに改良。
使用中に点灯する青のライトも、結構明るく光っていた前モデル(奥)に対し、本機(手前)は小さなライトが点灯するだけ。
実は「SATECHI」というロゴマークも若干小さくなっています。USB-Cハブ本体の大きさはほとんど変わりません。
装飾を抑えよりシンプルに洗練されたデザインは、持ち運びしてどこで使っていてもキマリます。
複数の機器を同時接続してもUSB-Cハブは正常に動作
SatechiのUSB-Cハブは接続したパソコン側のUSBポートから電源供給するUSBバスパワータイプです。そうすると気になるのが、複数機器を繋いでも平気なのかという点。
スマホをはじめとする複数の機器、SDカード、Micro SDカードを同時に接続してみましたが、そんな心配は不要。正常に動作しています。
HDMI・LAN・SDカードスロットまで全部入りなのでコレ1台あれば変換アダプタ・変換ケーブルを買い揃える必要なし
外部接続機器を複数種類所有していると、それぞれに対応した変換アダプタ(変換ケーブル)を買い揃えなければいけません。
しかし上述の通りSatechiのUSB-CハブはUSB-A以外にも様々なポートを搭載している全部入りのハブです。コレ1台さえあれば、複数の変換アダプタ(変換ケーブル)の購入は不要です。
パソコンに直結する形状のSatechi製USB-Cハブと比較
Satechi製にもありますが、USB-Cハブにはパソコンと接続する部分がケーブルではなくハブ直結する形状の製品もあります。例えば「Satechi Type C Pro Hub」がそうですね。
「Satechi Type C Pro Hub」は見た目も本機同様にMacとの相性が良く、MacBook ProのUSB-CポートにフィットするのでPCまわりがスッキリします。
一方この記事で紹介している「Type-C Multi-Port Adapter 4K with Ethernet V2」のようにケーブルがあると、ケーブルの長さ分USB-Cハブの位置が自由になるので、接続する外部機器の繋ぎ方に融通がききます。Mac本体のUSB-Cポートを1つしか使わずに接続できるのもメリットですね。
まとめ|洗練されたSatechi製USB-C多機能ハブV2はMacBook(Air / Pro)の相棒にふさわしいアクセサリー
より洗練されたSatechiのUSB-Cハブは、Macとの相性がいい美しいアルミデザインと、あらゆる機器の接続が可能な多機能変換アダプタとして優れており、とりあえずコレを買っておけば間違いないUSB-Cハブと言えるでしょう。メーカー保証も18ヶ月と長いので、はじめての方でも安心です。
シルバーとスペースグレイの2色展開なので、お使いの機器のカラーにあわせてチョイスしてみてはいかがでしょうか!
本機の前モデルにあたるUSB-Cハブ「TYPE-C ALUMINUM MULTIPORT ADAPTER」はこちらの記事でレビューしています。
記事内でも触れたMacBook Proに直結する形状のUSB-Cハブはこちら。
お邪魔します。macbookproのハブ探しでたどり着きました。
当方、バスパワーのポータブルhdd(usb-A)、オーディオインターフェイス(usb-A)、usbメモリ、HDMIによる外部モニター、mac自体の電源(つなげっぱなし)を一括で制御したくさまよっております。
いくつか(安いもの)試してきたのですが、なかなか安定せずにいます。
質問ですが、
直挿しタイプ(2ポート使用)とケーブルあり(1ポートしよう)の電源関係の違いってあるのですかね?
個人的にはハブ自体を目につかないところに設置しusb-cの延長ケーブルでまさに「ケーブル1本運用」を希望しているのですがいかがだと感じられますか?
具合が良さそうなら、安物買いの銭失いは卒業しようと思います。
ご伝授お願いいたします。