タニタ体組成計 RD-914L レビュー|スマホ連携でカンタン管理

タニタ 体組成計 RD-914L メタリックブルー 開封レビュー

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在宅勤務が増えたり外出頻度が減った影響もあり、体重・体脂肪の増加など健康状態が気になっていませんか?

もともと食生活など最低限レベルで健康に気を使っていた僕も、リモートワークが増えたことで日常の運動量が減少傾向なのは明らかでした。

とはいっても急に自宅でのトレーニング量を増やしたりスポーツを始めるのは難しいので、まずは体の健康管理を始めることに。

Amazonや家電量販店には多くの体重計・体組成計が販売されているので悩みましたが、口コミ・レビューなども参考に購入したのは「タニタの体組成計 RD-914L」。

この機器は体重・BMI・内臓脂肪レベル・体脂肪率など様々なデータを計測できますし、スマホ連携でアプリにカンタンに記録しておける点も決め手のひとつ。

これでほぼ毎日記録し続け、異常に気がつけるよう健康管理しています。

  • 最近、運動量が減ってきた
  • お腹まわりなど体型が崩れてきた
  • 持っているのが体重計だから体脂肪率など測れない

今回はこのような方の参考になればと思い、商品特徴を詳しくレビューしますので、ぜひご覧ください。

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そもそも体重計と体組成計って何が違うの?

タニタ 体組成計 RD-914Lをご紹介する前に、体重計と体組成計の違いをカンタンに整理しておきましょう。一般的に「体重計」とひとくくりに呼ばれることが多い思いますが、「体重計」「体組成計」には以下の違いがあります。

体重計

体重計は、シンプルに体の重さ(体重)を計測するための機器のことです。

体組成計

体組成とは「からだが何で出来ているか」ということ。体組成計は、体重だけではなく、体脂肪率・BMI・内臓脂肪レベル・筋肉量・骨量・体水分率など様々な項目を計測し、日々の健康状態をチェックできる機器のことです。

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タニタ体組成計「RD-914L」の特徴

タニタ 体組成計 RD-914L 梱包箱

体重計と体組成計の違いをカンタンに説明したところで本題です。タニタの体組成計 RD-914Lの特徴などを順にレビューしていきます。

商品情報

タニタ 体組成計 RD-914L 商品概要
メーカー TANITA(タニタ)
商品名 体組成計 インナースキャンデュアル
型番 RD-914L
カラー メタリックブラック・メタリックブルー・パールホワイト
計量範囲 0~180kg
※0~100kgまでは100g単位、100~180kgは200g単位
計測項目 体重・BMI・体脂肪率・筋肉量・筋質点数・推定骨量・内臓脂肪レベル・基礎代謝量・体内年齢・体水分率・脈拍数
サイズ 約 幅328・高さ31・奥行298mm
重さ 約2.1kg(乾電池含む)
電池 単3乾電池4本
※電池の寿命は約6ヶ月(体組成測定を1日に4回行った場合)
登録人数 4人
体重のみ測定機能 あり
ゲストモード あり
自動認識機能(乗るピタ) あり
アスリートモード あり
対象年齢 ・6歳〜99歳:BMI・体脂肪率・筋肉量・推定骨量・脈拍数
・18歳〜99歳:筋質点数・内臓脂肪レベル・基礎代謝量・体内年齢・体水分率
※脈拍数のみ6歳〜17歳は参考値
保証 メーカー保証1年間
その他 詳細ページへ

同じシリーズの「RD-915L」という型番は体重50g単位の計測ができるモデル。数千円の価格差ですが、50g単位の体重差なんて気にしませんのでちょっと安い「RD-914L」を購入しました。

開封レビュー

タニタ 体組成計 RD-914L メタリックブルー 開封レビュー

3色展開(メタリックブラック・メタリックブルー・パールホワイト)のカラーの中から今回購入したのはメタリックブルー。見た目はとてもスタイリッシュなデザインです。

タニタ 体組成計 RD-914L 付属品

箱の中身は本体の他、取扱説明書と単3電池4本が入っています。さっそく起動してみましょう。

タニタ 体組成計 RD-914L 単3電池4本使用

電池は単3を4本使用。電池カバー開閉にドライバーは不要です。

タニタ 体組成計 RD-914L 底面

底面全体はこのようなデザイン。床に置いているときは左右の凹みに指を入れて持ち上げます。

タニタ 体組成計 RD-914Lは薄くてコンパクト

高さは約31mmと薄く、幅は約328mm・奥行は約298mmとコンパクトなサイズ感。床置きはもちろん、洗濯機横などデッドスペースへの縦置きなど保管場所には困らなそうです。

僕は洗面台下のスペースに床置きしてますが、軽いのでストレスを感じることなく引き出して使用できています。

タニタ 体組成計 RD-914Lの初期設定は本体またはアプリで完了

初めて起動したら初期設定を行います。設定は次のいずれかの方法で行いましょう。

  • タニタ公式スマホアプリ「Health Planet」と接続する
  • 体組成計「RD-914L」本体で設定する

本体から初期設定を行う場合には以下の項目を登録します。

初期設定項目
  • 地域設定
  • 日時設定
  • 個人登録(生年月日・性別・身長・脈拍・体組成)

設定は本体・スマホアプリどちらからでもカンタンですが、計測したデータを記録するためにアプリと連携する方は、最初からアプリで設定したほうが良いと思います。

タニタ 体組成計 RD-914Lでは4名まで個人登録可能

個人登録は4名まで設定可能。個人番号(1〜4)によってバックライトの色が青・ピンク・白・水色と違うので計測時に判別しやすい仕様。

タニタ 体組成計 RD-914Lと連携したスマホアプリからの起動もしくは「乗るピタ」で自動識別

登録した個人番号は連携するスマホアプリから本体起動すれば読み込みOK。手元にスマホがなくとも「乗るピタ」という自動認識機能で乗ったら自動識別するのでカンタンに計測可能です。

タニタ 体組成計 RD-914Lで計測した結果は体重・BMI・体脂肪率…と順番に表示が切り替わる

計測結果は本体ディスプレイ・スマホアプリ画面に表示。本体表示部は体重・BMI・体脂肪率…と順番に表示が切り替わります。同時に計測結果に合わせバックライトが緑・黄・赤で点灯するので、結果が標準値なのかそうではないのかもカンタンに判別可能です。

タニタ体組成計「RD-914L」のおすすめポイント

タニタの体組成計 RD-914Lを実際に使用して感じたおすすめポイントは次の3つです。

  • TANITA 4C Technology搭載でより正確なデータ計測が可能
  • 色々なデータを測れるから体組成計に乗るのが楽しめる
  • iPhone・Androidスマホと連携して毎日の記録もカンタン

それぞれ順番にお伝えします。

TANITA 4C Technology搭載でより正確なデータ計測が可能

タニタの体組成計 RD-914Lは体格の個人差の影響を低減し、より正確な計測を行える「TANITA 4C Technology」という技術を搭載しています。

医療・研究機関で体組成計測のゴールドスタンダードとなっている4C法(4-Compartment Model Method)で収集した生体データを基準に開発したアルゴリズムを含め、タニタの体組成計測技術を集約した「TANITA 4C Technology」を搭載。脂肪量や筋肉量などからだの厚みによる体格の個人差による計測値への影響を低減し、健康指標の正確性をより高めました。

タニタ

4C Technologyは、従来の家庭用体組成計の多くで採用されてきた生体インピーダンス(BIA)法よりも、正確な計測値を出すことが可能とのこと。

1回1回の計測値よりも日々の変動を気にしたほうが良いと考えていますが、それでも計測するならより誤差の少ないデータのほうがいいと思うので、「TANITA 4C Technology」を搭載するRD-914Lはおすすめです。

※TANITA 4C Technologyの詳細はタニタ公式サイトで確認できます

色々なデータを測れるから体組成計に乗るのが楽しめる

これは体組成計なので当たり前ですが、RD-914Lは体重・BMI・体脂肪率の他、様々なデータを計測できます。

計測項目
  • 体重
  • BMI
  • 体脂肪率
  • 筋肉量
  • 筋質点数
  • 推定骨量
  • 内臓脂肪レベル
  • 基礎代謝量
  • 体内年齢
  • 体水分率
  • 脈拍数

登録した年齢・性別・身長に対して、標準・やせ・肥満なのかも判定してくれます。

筋肉の質(状態)を分析する「筋質点数」は世界初。筋肉の量だけでなく質を測定し、加齢や運動不足による筋肉の状態を点数チェックすることができるというもの。

※筋質の詳細はタニタ公式サイトで確認できます

iPhone・Androidスマホと連携して毎日の記録もカンタン

体重や体脂肪率を測るうえで重要なのは記録をつけること。1回の計測では誤差などもあるので、なるべく毎日測って傾向を見ることが大事だと思っています。

でも、測るのはいいけどイチイチそれを記録するのって正直面倒ですよね。

タニタの体組成計 RD-914Lは、iPhone・AndroidスマートフォンとのBluetooth(ブルートゥース)通信に対応。公式スマホアプリ「Health Planet」を起動すれば測ったデータが転送されるのでカンタンに記録することができます。

iPhone・Androidスマホアプリと連携すれば記録もカンタン

「Health Planet」では日々記録した詳細データやグラフ表示して推移を確認することができます。「毎日体組成計に乗る」ことさえ習慣化できれば記録については正直面倒だと感じることはありません。

また公式スマホアプリ「Health Planet」は 、Appleのヘルスケアアプリとの連携にも対応しています。

タニタ公式スマホアプリ「Health Planet」とiPhoneの「ヘルスケア」を連携

iPhoneやApple Watchで記録した歩数・心拍数・睡眠時間などと一緒にデータを記録しておくことも可能です。

※スマホ連携に対応している端末はタニタ公式サイトで確認できます
※Appleのヘルスケアアプリに連携できるデータは「体重」「体脂肪率」「BMI」のみ(2022年1月現在)

タニタ体組成計「RD-914L」の注意点

続いては反対に、タニタの体組成計 RD-914Lの注意点をご紹介します。

「乗るピタ」は体重・体型が近い人が登録していると見分けられない

タニタの自動認識機能「乗るピタ」は、登録している人の中から測定者を自動で認識し、結果を表示する機能。体重や体の電気抵抗値から、乗った人を自動で認識しているとのことです。

スマホを持ってくるのを忘れたなど手動で選択することなく登録データを参照してくれるので便利ですが、注意点として、ご家族利用などで登録者の中に体重・体型が近い人がいると見分けられない場合があります。

基本的には問題ないのですが、乗るピタ機能目当てでこれを決めたので判別してくれず残念。体重4㎏差、身長6cm差、年齢30歳差の二人は同一人物とされて測れていません。

Amazon

上記のような口コミもありますし、公式情報にも以下のようなケースにおいては見分けられない場合があると注意書きがあります。

  • 体重・体型が近い人が測定したとき
  • 数日間測定せず体重の変動があったとき
  • 立てかけたり、持ち運んだり、体組成計の上に物を置いて保管した直後に測定したとき

このような場合、体組成計で手動選択したりスマホアプリを起動すれば解決するので使用は可能ですが、「乗るピタ」を主な理由に購入される方はご注意ください。

計測誤差はゼロではありません

これはタニタの体組成計「RD-914L」に限った話ではありませんが、体脂肪率や筋肉量などのデータは計測誤差がゼロではありません。メーカーによって計測アルゴリズムは異なりますし、もちろん個人差もあると思います。

「TANITA 4C Technology」を搭載して計測誤差を大幅に抑え、医療・研究機関向けの業務用体組成計に匹敵する精度を実現したこの体組成計も、誤差は生じる可能性があることを前提に考えたほうが良いと思っています。

なので僕の場合は、点ではなく線で気にするようにしています。1日1日の計測結果やその値自体がどうなのかではなく、日々の計測結果(グラフ)を見て、キープできているのか増加(減少)傾向なのか気にするイメージです。(あとは見た目で体型が崩れてきていないのかどうかなど)

旅行先などで測ったら体脂肪率がいつもより多かった・少なかったなんてこともあると思いますが、別の機器で測った1回のデータにはあまりとらわれないほうが良いと思っています。

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タニタ体組成計「RD-914L」レビューまとめ

当記事では「タニタの体組成計 RD-914L」の商品情報から実際に使ってみて感じたメリット・デリット等をレビューしました。

最後にもう一度ポイントをまとめておくと

  • TANITA 4C Technology搭載でより正確なデータ計測が可能
  • 色々なデータを測れるから体組成計に乗るのが楽しめる
  • iPhone・Androidスマホと連携して毎日の記録もカンタン
  • 「乗るピタ」は体重・体型が近い人が登録していると見分けられない
  • 計測誤差はゼロではない

一度買ったらなかなか買い替えすることもない体重計・体組成計。どうせ測るなら、ストレスなくカンタンに色々なデータを計測・記録できたほうがいいのは間違いありません。

まずは体の状態を知ることから、健康管理・対策を始めてみませんか?

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