耳掃除って気持ちいいですよね。
あまり頻繁にやる必要はないと言われていますが、その気持ちよさゆえに風呂上がりの綿棒がクセになっている方も多いのではないでしょうか。
また、子供などご家族の耳掃除で大きな耳垢(あか)をキャッチするのがちょっとした快感になっている方もいらっしゃると思います。
でも、耳の中ってよく見えませんし、必要以上にやり過ぎて耳の中を傷つけたり、耳あかを奥へ押し込んでしまわぬよう注意しなければなりません。
そんな耳かきの画期的なアイテム「bebird C3 カメラ付スマート耳かき」を今回はご紹介します。
この耳かきは、
・300万画素カメラ
・LEDライト
・専用スマホアプリ
で耳の中を映し、耳あかを見ながらキャッチできる優れもの。
商品の特徴から実際に使って感じた気になる点まで詳しくレビューしていきますのでぜひご覧ください。
bebird C3はどんな耳かき?
bebird C3は先端のほうに3.5mmのカメラレンズを搭載した耳かき。一般的な耳かきと変わらぬサイズ感で、専用アプリを通して耳の中を見ながら耳掃除できます。
商品仕様
ブランド | bebird |
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商品名 | カメラ付スマート耳かき |
型番 | C3 |
カラー | ブラック・ホワイト・グリーン・ピンク |
イヤースコープ | シリコン素材1個・プラスチック素材4個入り |
カメラ | 300万画素 |
アプリ | iOS・Android | サイズ | (約)長さ13.5cm x 直径1.4cm |
重さ | (約)16g |
充電時間 | (約)70分 |
防水性能 | IP67 |
その他 | 商品ページへ |
3.5mmの小さなカメラレンズは300万画素。LEDライトで照らしながら撮影しているので、iPhoneやAndroidの専用アプリからは結構しっかりと耳の中を見ることができます。
開封レビュー
商品を開封していきます。4色展開のカラーから今回はブラックを購入しました。
箱の中には、耳かき本体、予備のイヤースコープ4個(ヘッド部分)、充電用のMicroUSBケーブル、説明書が同梱されています。
同梱の説明書には、bebird C3とスマホアプリの接続方法、イヤースコープの交換方法などが記載されています。
耳かき本体底面には電源ボタンとMicroUSB端子。ボタン長押し電源オン・オフが可能です。
付属のケーブルではありませんが、MicroUSBケーブルを接続して充電してみます。
充電中はロゴが赤く点灯。約70分でフル充電が可能です。
充電完了したので電源を入れてみます。電源オン時はロゴが青く点灯。
bebird C3の先端にはLEDライトも搭載。電源を入れるとLEDライトも自動点灯します。
設定カンタン
説明書に従いiPhoneで初期設定を行います。まずはApp Storeからアプリをダウンロード。アプリを起動して使用デバイス(耳かき)で「C3」を選択。
続いてiPhoneのWi-Fi設定からbebird C3に接続。bebirdアプリに戻るとWi-Fi接続できていることが確認できるので、矢印をタップして耳かきを始めましょう。
耳かきを始めると先端に搭載しているカメラの映像をスマホアプリで確認できます。上の画像はボカしていますが、300万画素のカメラとLEDライトで、耳の奥までアップの状態で結構しっかりと見えます。
bebird C3のおすすめポイント
続いて、bebird C3 カメラ付スマート耳かきを実際に使っていて感じたおすすめポイントをご紹介します。
見えない自分の耳も安全に耳掃除
そもそも耳掃除って自分の耳なら見えない状態で行うのが当然ですし、人の耳もあまりよく見えない状態で行うもの。
bebird C3で初めて耳の中を見るのはそれだけでも面白い体験ですし、感覚ではなく見ながらキャッチできるので安全に耳かきができます。
それとカメラ機能に期待して購入した耳かきですが、先端のLEDライトも良い働き。LEDライトで照らすだけでも一般的な耳かきより耳の中がよく見えます。
子供の耳掃除をする方はスマホを子供にも見える位置に置いてやるのも良さそうです。動かずじっと待るのは退屈ですが、自分の耳がスマホに映っていれば夢中になってくれるのではないかと思います。
安心のIP67防水設計
bebird C3の先端(イヤースコープ周辺)はIP67防水設計です。耳掃除後など汚れが気になるときは水で洗い流せます。
耳かきにはキャップ・ケースなども付属していませんので、ホコリなどが付着しないよう保管しつつ、使用前後は水やアルコールで綺麗にするようにしています。
※本体(手に持つ部分)は防水設計ではありませんのでご注意ください
高速充電&バッテリー長持ち
bebird C3内蔵の250mAHバッテリーはUSBケーブル接続で1時間程度あれば充電可能。1週間に1回の使用頻度だとして1ヶ月以上は充電せずに使用できるので充電も頻度に行う必要ありません。
※メーカー公式で1ヶ月に1回は充電することが推奨されているので長期間使わなそうなときも充電だけは月1で行いましょう。
bebird C3で耳掃除していて気になったポイント・注意点
ここまで、bebird C3 カメラ付スマート耳かきの特徴やおすすめポイントをご紹介してきましたが、反対に気になっている点もあります。
慣れるまではカメラを見ながらの耳掃除は大変
自分の耳の中を覗く機会なんてなかなかありませんし、テンション高まりながら耳掃除し始めたんですが、最初の何回かは正直全然使いこなせません。
設定はカンタンですが、カメラを見ながら狙った方向に耳かきを動かすのが結構難しく、慣れるまではむしろストレスに感じるかもしれません。
※僕の場合は使い始めて2ヶ月目ぐらいから慣れてきました
予備のイヤースコープ(耳かき先端)が全てプラスチック製
bebird C3の耳かきヘッド部分は柔らかいシリコン素材の他、予備にプラスチック素材の交換用ヘッドが4つ同梱されています。使用感は好みもあると思うので、予備4つのうち1つぐらいはシリコン素材だと良いと思いました。
何分も使い続けると熱くなる
bebird C3を何分も使い続けていると次第に本体が熱くなってきます。人ひとりの耳掃除なんてほんの数分で終わりますので、そんな短時間で気になることはありませんが、連続して複数人で使っていると少し熱を感じてきます。
本体には恒温チップが搭載されており最高35度を超えない設計でやけどするほどの熱さにはなりませんが、気になったら一度電源オフにして少し時間をあければ温度はすぐに下ります。
bebird C3 耳かきレビューまとめ
今回は「bebird C3 カメラ付スマート耳かき」をご紹介しました。
過去に色々な形状の耳かきを試してきましたが、自分の耳の中をカメラで見ながら耳掃除することはなかったので、耳かきが面白いと感じたのは初めてです。
綿棒のようにツボを刺激したような気持ちよさはありませんが、耳垢(あか)を見ながらキャッチできる機能性は間違いありません。
耳かきで耳の奥へ押し込んでしまう心配も減りますし、綿棒・耳かきで定期的に耳掃除されている方は一度試してみてはいかがでしょう。