電源アダプタ、充電ケーブル、イヤホン、マウスなど、iPhoneやMacBook Pro(Air)のアクセサリ(周辺機器)を持ち歩く時に欠かせないのがガジェットポーチ。
小さな機器が多いので、「バックの中がゴチャゴチャして必要な時にサッと出せない」なんてことを防ぐには必須のアイテムです。
今回はそんなガジェットポーチの中から、エレコムの「BMA-GP10」をレビューしていきます。
はじめに結論からお伝えすると、
- ちょうどいいコンパクトなサイズ
- 約60グラムで軽い
- 使いやすい3ポケットタイプ
このような特徴があり、必要なものは十分に入るけど大き過ぎず使い勝手のいいポーチだと感じています。
ぜひチェックしてみてください。
エレコム ガジェットポーチ「BMA-GP10」開封レビュー
それではエレコムのガジェットポーチ「BMA-GP10」をご紹介していきます。まずは商品概要から。
商品概要
型番 | BMA-GP10 |
---|---|
メーカー | ELECOM(エレコム) |
カラー | ブラック・ネイビー・オレンジ・ピンク |
サイズ | 約 幅21.5 × 奥行5.5 × 高さ11cm |
ポケット内寸 | 約 メッシュポケット奥行1.6cm、背面ポケット2.8cm(実寸) |
重さ | 約 60g |
素材 | ポリエステル |
その他 | 詳細ページへ |
Amazonの販売価格推移をチェックしていると大体800円から1,000円前後ぐらいで最近は販売されています。ELECOM公式サイトを見るとブラック以外の3色は販売終了品のため、カラーによっても販売価格は若干異なります(2022年3月現在)。
商品の特徴・デザイン
4色展開されているエレコムのマルチ収納ポーチ BMA-GP10シリーズ。今回はブラックカラーを購入しました。
手前から、伸縮ポケット、メッシュポケット、背面ポケットの3ポケットを搭載しています。
収納物を確認しやすいメッシュポケット。
電源アダプタなど大きな物の収納に適した背面ポケット。
奥行5.5cmなのでバッグに入れても場所をとらないコンパクトサイズ。このバックインしやすい大きさも決め手のひとつでした。
コンパクトで細長の形状だから、縦置きでバッグインしていることが多いです。
おすすめポイント・イマイチなところ
続いて、ガジェットポーチ BMA-GP10を実際に使って感じたおすすめポイント、人によってはイマイチに感じそうなところをご紹介します。
電源アダプタやモバイルバッテリーの持ち運びにちょうどいいサイズ
ガジェットポーチの主な用途といえば、iPhoneやMacBookアクセサリである電源アダプタ、モバイルバッテリー、ケーブル、イヤホン、マウスなどの収納。ポーチに整理し、バックに入れて持ち運ぶ方が多いと思います。
エレコムのBMA-GP10はこのようなガジェットの収納にちょうどいいサイズです。
ポーチが小さいと電源アダプタやモバイルバッテリーが入りませんし、大きいと場所をとるので邪魔になることがありますが、このポーチは小さすぎず・大きすぎずでまさに自分が求めているサイズで使いやすいです。
良くも悪くも薄くて軽く、クッション性はありません
ガジェットポーチにはハードな素材からエレコム BMA-GP10のようにポリエステルの軽量素材のものまで様々あります。ポーチによって内部のクッション性も異なり、それがサイズ・重さに影響している部分も大きいです。
エレコムのBMA-GP10はそんなガジェットポーチの中で薄くて軽い部類に入ります。
正直、ポーチの生地はかなりペラペラで、クッション性は一切ありません。収納する物によって形は崩れ、単体で自立できるポーチではないと思ってください。
よって「大切なデバイスをポーチに入れて保護したい」という方には正直おすすめできません。しかしその分、ポーチ自体は軽いですし、ソフトな生地だからこそバックの中でもかさばらず、携帯性に優れています。
「ガジェットポーチに何を求めるか」によって良くも悪くも評価は変わるところですが、僕はクッション性のあるバックに入れて持ち運ぶので、ポーチの薄さや軽さは評価しているポイントのひとつになります。
色々収納できる3ポケット
伸縮ポケット、メッシュポケット、背面ポケットの3ポケットはガジェットから日用品まで色々収納できます。
ポーチ前面の伸縮ポケットはマウスなどの収納に。ファスナーは付いていないので小物などを入れることはできませんが、ポケットティッシュやハンドクリームなどガジェット以外の一時的な収納にも結構使えます。
中身を確認しやすいメッシュポケットは充電用など各種ケーブルやイヤホンなど比較的小さな物を収納するのに適しています。
最後に1番奥行きのある背面ポケット。収納力が1番高いので、電源アダプタやモバイルバッテリーなどポーチに入れる機器の中でも大きな物の収納に適しています。
ガジェットに限らず様々な物を収納できます。背面ポケットなら外から中身が見えないのでガッツリ日用品を収納していても気になりません。
シングルジップ(片側)のファスナーだから取り出しにくいことも
エレコム BMA-GP10の2ポケットはどちらもシングルジップ(片側)のファスナーです。
中身をサッと取り出したいとき、それが奥のほうに入っていると全開に開けなきゃいけないので不便に感じることもあります。
自立する硬めのポーチなら気にならないかもしれませんが、軽さ・携帯性を重視したこのポーチの生地は両手で開け閉めしなきゃいけないので、シングルジップの不便さをより一層感じるのかもしれません。
口コミ・評判は?
気になるユーザーの口コミ・評判を調べてみました。
このポーチ、表と裏と両側にジッパーがある、2室式です。2室式自体は良いのですが、厚みを変えて欲しいと思いました。
Amazon
片側をAC電源入れに、もう一方をケーブル類やメモリ類を入れようと考えていました。
しかし、両側のスペースに厚みの差がないため、
-AC電源を入れるには薄すぎる
-ケーブル類やメモリを入れるには厚すぎる(中でばたばた動いて結局折り重なり、ポーチの厚み以上に厚くなる)
という状態になりました。
元々はAC電源を携帯するために購入に踏み切りましたが、結局上記のような状態ゆえ、上手く目的にはまらず、さてどうやって利用するか思案中。
勿論、ポーチとしての機能や質感は良いと思います。使う側でしっかりと使い方を考えてから購入することをお勧めします。
いかんせん生地が薄く前面のポケット部以外は保護機能は期待できません。(バッグインバッグとして)カバンに入れて持ち歩くので、保護機能は不要と考える人なら良いかもしれませんが、これなら100円ショップの袋でもよかったかも。
外付けHDDやモバイルバッテリーなど、衝撃に弱いものを入れる目的ならあまりお勧めできません。
Amazon
ACアダプター、マウス、PCIトークン、スマホの充電ケーブルを入れてまだ余裕が少しありますが、なにせ生地が薄っぺらくてファスナーがよれて両手でないと閉まりません。片側だけのファスナーなので使い勝手はいまひとつ仕切り版に芯があればよかったかもね。
サイズ、デザイン、生地は概ね良好。だた商品写真イメージとは異なり、収納する物によってはクタクタと形が崩れて見えるのでジッパー付きの袋だと割り切った方が良いです。
Amazon
生地の薄さに関するレビューが目立っていたように感じます。これについては先ほどお伝えしたように「ポーチに何を求めるか」によって評価は大きく割れるところかと思います。
エレコム ガジェットポーチ「BMA-GP10」 レビューまとめ
今回はエレコムのガジェットポーチ BMA-GP10をレビューしました。
最後にポイントをまとめておきます。
- 電源アダプタなどの収納にちょうどいいコンパクトなサイズ
- かなり薄くて軽く、クッション性はないがその分携帯性に優れている
- ガジェット以外も色々収納できる3ポケットタイプ
- シングルジップ(片側)のファスナーだから取り出しにくいこともある
自分の持ち物が収納できるか、ポーチにクッション性(保護性能)を求めるのか、この2点に問題がなければ、1,000円前後で購入できるおすすめポーチといえるでしょう。(2022年3月現在)
エレコムのガジェットポーチ「BMA-GP10」、ぜひチェックしてみてください。