自宅の作業部屋で使うデスクライトに「BenQ WiT アイケアLEDデスクライト」を導入したのでレビューします。
元々自宅で仕事をする機会が多かった僕ですが、このご時世で在宅ワーク頻度がさらに高まりました。特に以前と変わった点がZOOMをはじめとするWeb会議システムを利用する頻度。在宅ワークやWeb会議が増えたことで、自宅の作業環境の見直しを色々と図ってきました。
そんな中で今回導入した「BenQ WiT アイケアLEDデスクライト」ですが、結論からお伝えすると、影になりがちな机上広範囲を明るく照らし、輝度や照射向きも柔軟に調整できる優秀なデスクライトです。
部屋の照明を見直すことで作業効率やWeb会議時の明るさ、さらには健康面でも改善を図れそうですので、作業環境へ何か投資したいとお考えの方におすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
BenQ(ベンキュー)とは?
商品の前にメーカーについて少しご紹介しておきます。
「BenQ WiT アイケアLEDデスクライト」を製造するのは台湾の電子メーカー「BenQ(ベンキュー)」。はじめて聞く方もいらっしゃると思いますが、ベンキュージャパン株式会社という日本法人は1996年に設立された歴史ある会社です。
元々はOEM/ODM先メーカーに対するロジスティクス・修理サービス会社として設立されたそうですが、2000年からは自社ブランドビジネスとしてプロジェクター・液晶ディスプレイ・LED照明などを提供されています。
日本国内では「Amazon」や「楽天市場」の公式通販サイト等で商品を購入できます。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトの特徴
商品仕様
商品名 | WiT アイケアLEDデスクライト |
---|---|
メーカー | BenQ(ベンキュー) |
台座サイズ | 直径21.8cm × 高さ1.7cm(実寸) |
重さ | 5.8kg |
明るさ | 1,800ルクス(照射面から40cm時) |
照明範囲 | 90cm |
調光機能 | 自動調光または手動調光で「色温度」と「輝度」の調節可能 |
目安寿命 | 毎日8時間使用しても14年以上使用可能 ※色温度は2700K~5700Kの範囲で調節可 |
電源コードの長さ | 212cm(実寸) |
メーカー保証期間 | 購入から1年間 |
その他 | 詳細ページへ |
商品デザイン
それではBenQ WiT アイケアLEDデスクライトを開封しながらレビューしていきます。
まずビックリしたのが箱の大きさ。梱包サイズは65.5×50.6×10.7cmもあり、想像よりも大きく、そして重量もありました。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトのパッケージには以下の同梱品が入っています。
- BenQ WiT アイケアLEDデスクライト 本体
- 電源アダプター
- 組立時に使用する六角レンチ
- 取扱説明書
- 保証書
円形の台座は直径21.8cm × 高さ1.7cm(実寸)。大人の手のサイズぐらいの大きさで、重量も5.8kgと結構重たいので持ち運び時は十分に注意してください。
組み立ては1ヶ所だけですから非常に簡単でした。
LEDデスクライトの溝を台座にしっかりと差し込みしたら六角レンチで締めるだけ。1分とかからず完了します。
組み立て完了したLEDデスクライトがこちら。
事前にある程度イメージしていましたが、実物はイメージ以上に大きなサイズでした。過去にAmazonで2,3千円で購入したコンパクトなデスクライトとはサイズ・重量ともに全然違います。
円形の台座が設置できる場所の確保こそ必須ですが、ディスプレイの高さや座高、資料の大きさに合わせ柔軟に調整できるので様々な環境に適応できそうです。
ライトのオンオフは円形の金属リングをタッチするだけ。軽く触れれば点灯・消灯切り替えできるので使いやすいです。
電気を消した真っ暗な部屋でBenQ WiT アイケアLEDデスクライトを点灯しても、これだけ机を明るく照らしてくれます。昔Amazonで2,3千円で購入したコンパクトなLEDデスクライトとは雲泥の差です。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトの照明範囲は約90㎝。よくあるデスク幅が100〜120cm前後ですから、その大部分をカバーできます。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトは金属リングに長めに触れると調光モード切り替えも可能。「読書モード」「デジタル読書モード」の2種類から切り替えできます。
自動調光時のモードはランプの色で確認できます。
- 読書モードはオレンジに点灯(広い光で均一に照らす)
- デジタル読書モードは緑に点灯(ライト両端は明るく中央は光を抑えることでモニターに反射せず映り込みを軽減する)
- 手動調光時はランプ消灯
すぐ近くに設置されている回転ノブを左右に回せば輝度(明るさ)も調整できます。
LED電球は縦列に、白色・暖色のライトが交互に設置されています。調光にあわせて点灯するライトが切り替わります。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトのおすすめポイント
続いて、BenQ WiT アイケアLEDデスクライトを使ってみて感じたおすすめポイントをご紹介します。
広い照明範囲を均一に照らしてくれる
デスクライトとして最も大事なのは「照射範囲」と「明るさ」です。独特なアーチ状のデザインで設計されたBenQ WiT アイケアLEDデスクライトは、約90cmの照射範囲と1点集中しない均一な明るさで照らしてくれるので非常に満足しています。
天井に白色の明るいシーリングライトを取り付けしていると部屋全体は明るくなりますが、照明1つでは影になって机の上は意外と暗いことがあります。
オフィスや教室のように室内にいくつもの照明が設置されている環境と違い、自宅の作業部屋は天井にシーリングライト1つ設置されているだけの環境が多いと思います。白色の明るいシーリングライトなら部屋全体こそ明るくなりますが、照明1つでは影ができるので机上は意外と暗いことも…。
照明の明るさ・色は在宅ワークや勉強の効率にも大きく影響すると思うので、BenQ WiT アイケアLEDデスクライトのように明るくしっかり照らしてくれるライトが一つあると何かと便利です。
自動と手動、2つの調光機能が使えて便利
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトを点灯すると、机の明るさを感知して最適な光に自動調整してくれます。加えてモード・明るさを手動でも調整できるので、自分好みに照らすこともできるので便利です。
- 仕事・勉強に集中したいときは寒色系
- リラックスしながら読書したいときは暖色系
このようにシーンにあわせて調光できます。
安定しているので転倒の不安を感じさせない
過去にコンパクトで軽いデスクライトを使っていたときは、照明の向き・角度によっては安定性が損なわれるケースがありました。っしかし、BenQ WiT アイケアLEDデスクライトは非常に安定しています。
まずライトを支える台座は直径約22cmと大きめで重量も5.8kgもあるので非常に安定しています。
ランプの向き・角度は台座部分、中間地点、ランプ首元の3ヶ所で調整できるようになっているのですが、いずれも固くしっかりしています。
照射向きを色々と変えて調整していてもフラフラすることがありませんので、転倒の不安も感じさせず安定して使用することができます。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトの注意点
おすすめポイントの次は、BenQ WiT アイケアLEDデスクライトの注意点をご紹介します。
大きくて重たいので設置場所を選ぶ
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトは良くも悪くも大きくて重たいデスクライトです。柔軟な角度調整や安定性という意味では良いですが、片手で持てるコンパクトなデスクライトのように気軽に他の部屋に持っていって照らすという使い方には向きません。
重いといっても5.8kgなので持ち運びは可能ですが、基本的には決まったデスクに設置しておく使い方が向いています。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトのレビューまとめ
今回は「BenQ WiT アイケアLEDデスクライト」についてレビューしました。
正直、Amazonや楽天市場にて2,3千円で販売されているデスクライトと比較すれば価格は安くありません。しかし、いくつかの安価なデスクライトで不満を感じていた「明るさ」や「安定性」など、デスクライトに求めるスペックは圧倒的に「BenQ WiT アイケアLEDデスクライト」のほうが優れています。
在宅ワーク・学習が増えている昨今、ご自宅の作業環境への投資は非常に価値があると思うので、デスクライトの購入を検討されているようでしたらぜひ「BenQ WiT アイケアLEDデスクライト」もチェックしてみてください。