Appleは日本時間2021年9月24日(金)に、iPhone(アイフォン)の新型モデル「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」を発売しました。すでに買い替えされた方はもちろん、モデル・カラー・容量で迷っている方も多くいらっしゃると思います。
毎年恒例のイベント化している僕は今年も迷わず買い替え。モデル・容量・カラーバリエーションが豊富なiPhone13シリーズから、今回は以下のモデルを購入しました。
- iPhone 13 Pro
- シエラブルーカラー
- 256GB
そこで当記事では、iPhone13やiPhone 13 Proの購入で迷っている方向けに、実際に使ってみて感じたことをレビューしていきます。参考になさってください。
「iPhone 13 Pro」の特徴や他モデルとの違いを比較
まずは本題に入る前に、購入検討する上で大切なiPhone 13 Proの特徴や、他のモデルとの違いをカンタンに確認しておきましょう。
詳細はApple公式サイトや各メディアでも紹介されているので、ここではポイントだけまとめてご紹介します。
iPhone 13 Proの特徴・前モデルとの違い
- ProモデルはiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxの2サイズ展開
- iPhone 12 Proと幅・高さは同じ、厚さは0.25mmアップ
- iPhone 12 Proとディスプレイ解像度は同じ
- シルバー・グラファイト(黒)・ゴールド・シエラブルーの4色展開
- 容量は1TBが追加され、128GB・256GB・512GB・1TBの4展開
- カメラにマクロ撮影機能(写真・ビデオ)が追加され、ズームや夜間撮影も強化
- 新しいチップ(A15)を搭載して処理がさらに早くなった
- MagSafeアクセサリに対応
前モデルである「iPhone 12 Pro」、同日発売の「iPhone 13」と比較した場合に大きなポイントとなるのはカメラ性能とカラーバリエーションの2つ。
ツヤなしのマットカラーとステンレス素材を用いたiPhone 13 Proシリーズはやはり上品で美しく高級感ある仕上がり。マクロ撮影機能の追加や光学ズーム・夜間撮影が強化されたiPhone 13 Proのカメラは今まで以上に本格的な写真・ビデオをカンタンに撮影できます。
iPhone 13 Pro シエラブルー 開封レビュー
それでは今回購入した「iPhone 13 Pro(シエラブルー)」を開封時の様子とともにレビューしていきます。
iPhone 13 Proはシルバー・グラファイト(黒)・ゴールド・シエラブルーの4色展開。今回は新色シエラブルーを購入しました。
箱の中には充電ケーブル(USB-C – ライトニング)が同梱。iPhone 12シリーズから電源アダプタは付属されていないのでご注意ください。
お持ちでない方はAppleオンラインストアの公式商品またはAnkerの電源アダプタがおすすめです。
iPhone 13 Proのトリプルレンズカメラは、マクロ撮影機能が追加された他、ズーム・夜間撮影も強化されています。
Proシリーズのフレームはステンレススチールで光沢感ある仕上がりです。アルミ素材でマットなiPhone 13との違いのひとつ。
指紋が気になることもありますが、美しく高級感もあって気に入っています。
画面に向かって左側にはおなじみ音量ボタンとサイレントスイッチ。
右側にはサイドボタンが配置されています。ボタンの構成は前モデルのiPhoneと変わっていません。
ディスプレイ下側にはスピーカーとLightningケーブル用のコネクタ。iPhoneもそろそろUSB-Cに切り替えてほしいと願っている方も多いと思いますが、実現ははたしていつになるのでしょうか。
液晶保護フィルムには「Spigen EZ Fit ガラスフィルム」を選びました。低価格・2枚入り・専用キット付き貼り付け失敗しない、お得な保護フィルムです。
液晶保護フィルムの詳細はこちらのレビュー記事をあわせてご覧ください。
iPhoneケースはiPhone 13 Proと同時注文しておいた「OtterBox Aneu Series Case」を装着。背面はハード素材でサラサラ、サイドは硬めのシリコンでグリップ感のある素材を使用したケースです。
サイドボタンやカメラレンズも周辺も丁寧な仕上がりでしっかり保護してくれそうですし、もちろんMagSafe充電にも対応しています。
ということで、iPhone 13 Proに液晶保護フィルムとケースを装着しました。
例年、液晶保護フィルムは1年後に次期iPhoneを購入するまで貼ったままですが、ケースについては透明のクリアケースなどへ気分で替えていきたいと思います。
参考:【レビュー】iPhoneケース「Spigen ウルトラハイブリッド(クリアケース)」
iPhone 13 Proおすすめポイント3つ
早くてストレスフリーな処理性能
iPhone13シリーズでは新たにA15 Bionicチップを搭載し、今まで以上に優れた高速処理を実現します。
iPhone 11 ProからiPhone 12 Pro、そして今回のiPhone 13 Proと買い替えしている僕ですが、前モデルで特にに不満を感じていなかったのに、iPhone 13 Proに慣れてしまったらもう戻れません。
あなたがもし数年前のiPhoneをお使いでしたら、iPhone 13 Proに買い替えすることで、日々のスマホ操作がより素早くなると思います。
上品な美しさの本体デザイン
過去にiPhone 12 Proのレビュー記事でもお伝えしたのですが、iPhone 13 Proはそのデザインを引き継いでおり、上品で美しく完成されたデザインです。
- ツヤのない上品な背面カラー
- 高級感あるサイドのステンレススチール素材
- 無駄のないフラットで角張った形状
これらのバランスがとても良くて気に入っています。同時期に発売されたiPhone 13は本機と比べてカジュアルな印象があります。
新色シエラブルーカラーは、iPhone 12 Proのパシフィックブルーよりも淡く爽やかな色合いで持ちやすいと思います。光の加減によって見せる表情が変化するのもお気に入り。
MagSafeでワイヤレス充電がスムーズに
iPhone12シリーズに引き続き、iPhone13シリーズもMagSafeアクセサリに対応しています。
置くだけで充電できる手軽さはワイヤレス製品共通ですが、磁力でくっつき確実に充電をスタートできるので、「朝起きたら充電できていなかった」なんて心配とは無縁なのがいいですよね。
※iPhoneケースによっては素材等の問題でMagSafeアクセサリを使用できないのでご注意ください。
iPhone 13 Proの気になるポイント
やっぱりMagSafe充電器をケース無しで使うと傷つきそう
今はiPhoneケースを装着しているので未確認ですが…
おすすめポイントで挙げたMagSafe充電器ですが、iPhoneケースを装着せずにMagSafe充電器を使用すると、磁力でピタっとくっつける際に背面に傷がつきそうです。
iPhone背面・MagSafe充電器の両側から磁石で引き合うのでやむを得ないと思いますが、使用傷が気になる方はMagSafe対応のiPhoneケース装着しながら使用することをオススメします。
またMagSafe対応のiPhoneケースを装着する場合も「ケースに丸い跡が付いた」という口コミも過去に上がっているので、傷・跡の目立ちにくいクリアケースが良さそうです。
iPhone13シリーズの選び方
続いては、iPhone13シリーズでどれが自分に合うモデルなのか迷っている方向けに僕なりの選び方をお伝えします。
▼写真・動画撮影にこだわりたいiPhone 13 ProまたはiPhone 13 Pro Maxがオススメです。
iPhone 13のデュアルレンズに対し、iPhone 13 Proはトリプルレンズ。超広角レンズやナイトモードのポートレートモード有無、f値やズーム性能にも違いがあります。
よって、写真や動画の撮影頻度が多い方はiPhone 13 Proがオススメ。特に本体サイズに問題がなくカメラにこだわりたい方はiPhone 13 Pro Maxがオススメです。
▼ストレージ容量の大きなモデルがいい
iPhone 13 ProまたはiPhone 13 Pro Maxがオススメです。
iPhone 13が最大512GBに対し、iPhone 13 Proは最大1TB。ストレージ容量の大きなモデルはiPhone 13 Proです。
ただし個人的には512GBもあれば十分なので、ストレージ容量だけでモデル選びするケースはあまり多くないと思います。
▼本体価格の安いモデルがいい
iPhone 13 minがオススメです。
これは当然ですが、スペックの高いiPhone 13 ProよりもiPhone 13のほうが本体価格は安く抑えられています。
最安値は「iPhone 13 mini」モデル。基本性能はiPhone 13と同じで本体サイズがコンパクトな分、価格は安く抑えられています。
iPhone 13 Pro レビューまとめ
今回は「iPhone 13 Pro(シエラブルー)」をレビューしました。
毎年iPhoneを買い替えしていますが、今回の満足度はここ数年の中で1番かもしれません。それだけ完成されたモデルに仕上がっています。
デザインの魅力は写真だけでは伝えきれませんので、購入検討中の方はアップルストアや家電量販店で一度手にして体験してみることをオススメします。
記事中にもいくつか例をあげましたが、デザイン・スペック・容量・価格、何を1番重視するかで最適なモデルは異なります。自分自身の中でmust / wantを整理しながら自分にピッタリなモデルをお探しください。