AmazonのFire TV (Stick)をお持ちでしょうか?
Fire TV (Stick)とは、テレビに接続して映画やアニメなどのビデオオンデマンドやゲーム楽しめるセットトップボックス型のスマートテレビ。Amazonが販売している商品です。
しかしインターネットを介して配信されるコンテンツを視聴できる機器は他にもあるので、はじめて購入する方には「Fire TV (Stick)」の何がオススメなのかわかりにくいかと思います。
そこで今回は、Fire TV (Stick)で何ができるか?そしてどんな人にオススメの商品なのか、詳しくご説明いたします。
Amazonの「Fire TV (Stick)」とは?
そもそも「Fire TV (Stick)」を購入すると何ができるのか?Amazonの商品概要を引用すると以下の通り。
Fire TVには複雑な設定は不要。HDMI端子対応のテレビに接続して、Wi-Fiにつなぐだけで、簡単に映画やビデオをテレビの大画面で楽しめるデバイスです。
豊富な品ぞろえのAmazonビデオに加えて、HuluやNetflix、スポーツや音楽番組のアプリで、映画やドラマからスポーツまでお気に入りのコンテンツを一台で楽しめます。
とりあえずコレ1台あれば色々なコンテンツをテレビで楽しめる「スマートテレビ」ということです。機器は「Fire TV Stick」と「Fire TV Cube」を展開しています。
Fire TV (Stick)対応の動画サービス
Fire TV (Stick)で視聴できる動画サービスをピックアップしてご紹介します。
このように「Fire TV (Stick)」1台で色々なことができますが、メインは映像系で、上記のような対応サービスをテレビで視聴することができるようになります。 ※有料サービスは別途契約が必要
「Fire TV」と「Fire TV Cube」の商品概要・違い
続いてはAmazonで販売されているFireTVシリーズから4Kモデルを比較してみます。
製品名 | Fire TV Stick 4K | Fire TV Cube |
---|---|---|
画質・解像度 | 4K Ultra HD | |
内蔵スピーカー | 無し | 有り |
プロセッサ(CPU) | クアッドコア | ヘキサコア |
メモリ | 1GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 16GB |
ハンズフリー音声操作 | 非対応 | 対応 |
音声認識リモコン | 有り | |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11ac (MIMO) | |
本体サイズ | 99 mm x 30 mm x14 mm(HDMI端子含まず) | 86.1 mm x 86.1 mm x 76.9 mm |
細かな違いは他にもありますが、4Kモデルを比較した際の大きな違いはハンズフリー音声操作(アレクサ)に対応しているかどうか。そもそも4K画質にこだわらない方であれば、通常モデルの「Fire TV Stick」のほうが適しているといえるでしょう。
軽量でコンパクト!初期設定も簡単!
「Fire TV (Stick)」の初期設定は簡単です。ここでは「Fire TV Stick」を例にご説明します。
画像は「Fire TV Stick」2017年モデル。
Fire TV Stick本体のほか、音声認識リモコン・USBケーブル・電源アダプタ・HDMI延長ケーブル・単4電池2本・説明書が同梱されています。
Fire TV Stick本体は85.9mm x 30.0mm x 12.6mmとコンパクトサイズ。
付属の電源コードはこちらへ接続します。
本体のHDMIコネクタをテレビに繋ぎ、あわせて電源ケーブルをコンセントに挿せば設置完了。軽量でコンパクトな本体はテレビ裏で余計なスペースを取りません。
そのままだとテレビに接続しにくい場合は先端にHDMI延長ケーブルを繋ぐことも。
テレビ画面を入力切替したら初期設定画面が表示されています。なお「Fire TV (Stick)」はAmazonアカウントが設定された状態で出荷されます。ご家族や友人にプレゼントする際は「ギフトの設定」をして購入しましょう。
あとは画面の指示に従いWi-Fi(ワイファイ)などの設定をすればセットアップ完了です。
「Fire TV (Stick)」は基本的にテレビに対してHDMIで連携動作するので、「Fire TV (Stick)」本体に対して電源オンオフ操作は不要です。(むしろリモコンに電源ボタンがありません)
Fire TVの画面にはあらゆるサービスが表示されているので、リモコンで縦横カーソル移動しながらお好みのコンテンツを探します。見つけたら選択ボタンを押していくだけなので操作も非常に簡単です!
またはじめから目当てのコンテンツが決まっているなら、テキスト検索や音声検索機能で探したほうが早いと思います。
Fire TVアプリ(スマホアプリ)でリモコン不要!
「Fire TV (Stick)」にはスマホアプリが用意されています。
このアプリをインストールしたスマホを「Fire TV (Stick)」と同じWi-Fiネットワークに繋いでおけば利用することができます。
リモコンと同様に画面のスクロール、文字入力、音声検索が可能。いちいちリモコンを持たずとも操作できるし、使い勝手も変わらないのでFire TV (Stick)を購入したらインストールしておくことをオススメします。
「Fire TV (Stick)」はどんな人にオススメ?購入デメリットは?
ここからは、Amazonの「Fire TV (Stick)」らどんな方へオススメなのか、また本機購入のデメリットはあるのか、これらを解説していきます。
あなたがAmazonプライム会員なら購入をオススメ
もしあなたがAmazonプライム会員なら、Fire TV (Stick)はオススメです。
Fire TV (Stick)はAmazon製品ということもあり、プライムビデオ・プライムミュージック・プライフォトといったAmazonが提供するサービスに対応しています。
これらはいずれもプライム会員が無料で利用できるサービスなので、Fire TV (Stick)本体を買えばすぐにテレビで再生できるようになるんです。
プライム会員で、且つAmazonのサービスを多く利用している方ほど、Fire TV (Stick)はお得な製品というわけです。
Amazonビデオ(プライムビデオ)を視聴したいならオススメ
多くの方にとって、Fire TV (Stick)を購入する1番の目的は、ビデオオンデマンドなど映像コンテンツをテレビで観ることだと思います。
単に映像コンテンツといっても、YouTube・AbemaTVなど様々ありますが、Amazonビデオを視聴したいなら間違いなくFire TV (Stick)がオススメです。
と言いますのも、Fire TV (Stick)やその他類似品(セットトップボックス型)の中で、Amazonビデオに対応している製品はFire TV (Stick)のみなんです。
他に対応している製品を探すと、テレビ・レコーダー・ゲーム機など、いずれも大きな買い物になってしまいます。手頃な価格で購入でき、且つAmazonビデオを視聴するならFire TV (Stick)がオススメです。
YouTubeやAbemaTVをテレビ観たいならGoogleのChromecastのほうが使いやすい
リモコンがシンプルなだけあって、Fire TV (Stick)の操作はとても簡単です。縦横にスクロールしながら画面に表示されているコンテンツを選んでいくだけなので、基本的な操作は最初からスムーズに行うことができるでしょう。
しかしAmazonビデオ以外のコンテンツを再生する場合、まずは画面上でそのアプリを選択し、アプリ起動後の画面で目的のコンテンツを選択しなければなりません。これが毎回続くと意外とストレスになります。
そこで僕は、YouTubeやAbemaTV、dTV、Netflixなど、GoogleのChromecast対応コンテンツは、Fire TV (Stick)ではなくChromecast経由で視聴します。
ChromecastであればiPhoneなどからスマホアプリで目的のコンテンツを再生し、それをスマホ画面で「キャスト」するだけでテレビで視聴することができます。視聴し始めればスマホは別のことに使えるのでストレスフリー!
どんなにトップ画面やリモコン操作がシンプルでも、やっぱりスマホに最適化されたアプリのほうが操作しやすいことが多いので、購入目的がAmazonコンテンツ以外であれば僕はChromecastをオススメします。
GoogleのChromecastに関することはコチラをご覧ください。
まとめ
Fire TV (Stick)はコンパクトで初期設定や操作方法が簡単で使いこなしやすい製品です。
テレビ・レコーダー・ゲーム機でも同様のことができる製品はありますが、日常的に利用する機器だからこそ、この使い勝手の良さは重要。
今回ご紹介した製品特長を見て、Fire TV (Stick)が気になった方はぜひAmazonでチェックしてみてください!