Appleは日本時間2020年9月15日に、Apple Watch(アップルウォッチ)の新シリーズ「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」を発表しました。
すでに「Apple Watch Series 6」もしくは「Apple Watch SE」の購入を決めた方も多くいらっしゃると思いますが、いざ注文しようとするとモデル・ケース(素材)・カラー・バンドと色々選ばないといけないので迷ってしまいますよね。
まず僕の結論からお伝えすると、今回Apple Watchをはじめて購入するなら以下のモデルで注文します。
- Apple Watch Series 6(GPS + Cellularモデル)
- 40mmサイズ
- ステンレススチールケース
- シルバー or ブラック(グラファイト)
- ミラネーゼループ
当記事では、Apple Watch Series 6の注文(カスタマイズ)で迷っている方に向け、僕が選んだ組み合わせを理由を交えてお伝えしていきます。
「アップルウォッチを検討中だけどモデル・カラー・素材など、どれを選べばいいのか迷っている」という方は参考にしてみてください。
第6世代「Apple Watch Series 6」の特徴や他モデルとの違いを比較
まずは本題に入る前に、購入検討する上で大切な第6世代Apple Watchについて、特徴や前モデルとの違いをサラッとおさらいしておきましょう。
詳細は様々なメディアで既に紹介されているので、Apple Watch 5 → 6の違いや追加機能をざっくり比較できるようまとめておきます。
Apple Watch Series 6の特徴
- ディスプレイサイズの種類は40mm・44mmで変わらず
- ケース素材はアルミニウム・ステンレススチール・チタニウムの3種類
- ただしGPSモデルはアルミニウム素材のみ
- カラーは大きくわけるとシルバー・ブラック・ゴールド・ブルー・レッド(ケース素材によって異なる)
- 常時表示Retinaディスプレイが約2.5倍明るくなって屋外でも見やすくなった
- 新しいデュアルコアプロセッサを搭載して最大20パーセントの高速化
- 充電がさらに高速化して1.5時間でフル充電完了
- 血中酸素濃度センサーを搭載して血中に取り込まれた酸素レベルを確認できるようになった
Apple Watch SEの特徴
同時に発表されたApple Watch SEの特徴(Apple Watch 6との違い)も簡単にまとめておきます。
- ディスプレイサイズの種類は40mm・44mmで変わらず
- ケース素材はアルミニウムのみ
- カラーは3色
- 常時表示Retinaディスプレイなし
- 血中酸素濃度センサーなし
- 新しいデュアルコアプロセッサを搭載なし
ざっくりいうと前モデル「Apple Watch Series 5」の廉価版なので、はじめてApple Watchを買う方や「Apple Watch Series 4」以前のモデルから買い替えする方の候補になるモデルです。
商品選びのポイント
商品の特徴を簡単にご紹介したところで「Apple Watch Series 6」選びのポイントをまとめておきます。
- ステンレススチール・チタニウムケースは引き続きGPS+Cellularモデルでないと選べない
- ブルー・レッドカラーはアルミニウムケースのみ用意されている
- 色々性能は向上しているが目玉となる追加機能は「血中酸素濃度センサー」によって健康状態をさらに計測できるようになったこと
これら大きく3点がポイントです。
Apple Watch Series 4やApple Watch Series 5と同様、「GPS+Cellularモデル」でなければ全てのケース・カラーの中から選べませんので、①については商品選びにおいて最も重要なポイントです。
結論はApple Watch 6(GPS + Cellularモデル)/40mmステンレススチールケース/ミラネーゼループです
さて本題ですが、あらためて僕が選んだApple Watch 6のモデルは以下の組み合わせです。
- Apple Watch Series 6(GPS + Cellularモデル)
- 40mmサイズ
- ステンレススチールケース
- シルバー or ブラック(グラファイト)
- ミラネーゼループバンド
モデル・ケース(素材)・カラー・バンドを決めた理由についてひとつずつ解説していきます。
第一優先は見た目の印象。ステンレススチールケースを選ぶためだけにGPS + Cellularモデルをチョイス
毎回言っている気がしますが、Apple Watchは時計だからこそ見た目が大事。そしてその印象を大きく左右するのがケースの素材です。
アップルウォッチ6には「GPSモデル」と「GPS + Cellularモデル」の2種類があり、モデルによって選べるケース(素材)が異なります。
GPS + Cellular | GPS | |
---|---|---|
アルミニウム | ○ | ○ |
ステンレススチール | ○ | × |
チタニウム(チタン) | ○ | ☓ |
3種類もケース素材があるといってもそれはGPS + Cellular(セルラー)モデルを選んだ時の話で、安価なGPSモデルではアルミニウム素材しか選択肢がありません。
色々と機能もあって便利なアップルウォッチもベースは時計です。オンオフ問わず腕に身に付けるものですから見た目がやっぱり1番大事。
アップルウォッチの素材は光沢感の有無などが異なりますので腕に付けた時の印象も変わります。どの素材を選ぶのかというのはご自身のライフスタイルに合わせて慎重に選びましょう。
ここで僕が最もおすすめするのが、高級感と耐久性を兼ね備え、スーツスタイルなどキレイめなシーンにも使いやすいステンレススチールです。
アルミニウム素材だと、イチ時計として見たときに「カジュアル過ぎる」「安っぽい」と感じる方もいると思います。質感としてはチタニウムも良いのですが、光沢感の有無で僕はステンレススチールを選びました。
ステンレススチールを選ぶためには「GPS+Cellularモデル」を買わなければいけません。
携帯会社の回線を使って通信できるCellular(セルラー)機能は無くても平気ですが、それ以上に時計だからこそケース素材(見た目)は重視すべきだと思うので、ステンレススチールにするために「GPS+Cellularモデル」を選びます。
- アルミケースが欲しい方:どちらのモデルでも選べるのでCellular(携帯会社の回線を使っての通信)機能の必要有無で判断
- ステンレススチールケースが欲しい方:GPS+Cellularモデル
- チタニウムケースが欲しい方:GPS+Cellularモデル
- 見た目や素材にこだわりのない方:Cellular(携帯会社の回線を使っての通信)機能の必要有無で判断
様々なシーン・バンドと組み合わせても使いやすいカラーはシルバー
アップルウォッチ6のカラーを大きくわけるとシルバー・ブラック・ゴールド・ブルー・レッドの5色。前述の通りステンレススチールを時点でブルー・レッドは除外されるので、この時点で実質シルバー・ブラック・ゴールドの3択になります。
ゴールドは見た目も華やかでキレイですが、自分とは色味が合わないこととビジネスシーンでの着用も考えるなら候補から外れます。シルバー・ブラックなら正直どこでも使いやすいですが、色々なバンドとの組み合わせを考えるとシルバーのほうが使いやすいと思います。
ただ今回は、直近で使っていたのがシルバーカラーだったので、あえてブラック(グラファイト)を選びます。
ディスプレイサイズは40mm
アップルウォッチ6のディスプレイサイズは40mmと44mmの2展開。正直これは装着時の印象など好みの話ですが、僕は40mmサイズを使い続けています。
Apple Watch 6が発表されたタイミングであらためて「40mm」「44mm」を見比べてみましたが、僕はやはり40mmのサイズ感のほうが良いと感じました。
バンドは万能なミラネーゼループ
アップルウォッチは純正品や他社製品など様々なバンドの付け替えを楽しめます。はじめての購入や予備のバンドを持っていない方には、キレイめで万能な「ミラネーゼループ」をおすすめします。
ステンレススチールケースと同様艷やかで、私服にもスーツにも合わせることができます。
フォーマル感重視でいくならお値段高くなりますが「リンクブレスレット」もおすすめですし、純正品以外にもサードパーティ製で様々なバンドが販売されているので色々付け替えてみるのもApple Watchの楽しみの一つです。
安価に他社製品のバンドを試してみたい方には革製品のこちらの商品をおすすめします。
Apple Watch 6とApple Watch SEならどちらがおすすめ?
アップルウォッチをはじめて購入する方はもちろん、以前のモデルをお持ちの方も、今回はSeries 6とSEの2モデルが発表されたのでどちらがいいのか迷ってしまう方もいると思います。
最終的に何を重視するかになりますが、ポイントとなるところを決めれれば自然と商品も決まりますので以下を参考にしてください。
▼ステンレススチール、チタニウム素材のケースがいい
Apple Watch Series 6のGPS + Cellularモデル1択です。ステンレススチール・チタニウムどちらもこの商品にしか用意されていません。
▼新色のブルーや(PRODUCT)REDカラーがいい
Apple Watch Series 6を選びましょう。アルミニウム素材はGPSモデルまたはGPS + Cellularモデルどちらでも選べるので価格重視でいくならGPSモデル1択です。
▼時計を常時表示させたい
Apple Watch SEは常時表示Retinaディスプレイに対応していませんのでApple Watch Series 6を選びましょう。
▼新機能「血中酸素濃度アプリ」を使いたい
血中酸素濃度センサーを搭載するのはApple Watch Series 6のみ。
これらに当てはまらなければ「Apple Watch SE」でも十分に満足できると思います。GPSモデル・GPS + Cellularモデルどちらにしても、Apple Watch 6よりは低価格で入手できるのでおすすめです。
アップルウォッチ6のモデル・素材・カラーの組み合わせまとめ
当記事では、Apple Watch Series 6のモデル・素材・カラーでお悩みの方向けに、僕なりにベストな組み合わせをお伝えしました。
もう一度まとめておきますと以下の通りです。
- Apple Watch Series 6(GPS + Cellularモデル)
- 40mmサイズ
- ステンレススチールケース
- シルバー or ブラック(グラファイト)
- ミラネーゼループ
スーツやジャケパンスタイルの仕事中、休日の外出時などオンオフ様々なシーンで使いやすい組み合わせだと思います。
「GPS + Cellularモデルは高いしセルラー(携帯会社の回線を使って通信)機能も不要」と感じる方もいると思います。しかし繰り返しになりますが、腕に身につけて日に何度も目にする時計だからこそ、まずは好みのデザイン(素材)を優先したほうがいいと思っています。
この考え方でApple Watchを使い始めて数年。決して安い買い物ではありませんが、一度も後悔していません。
参考情報
アップルウォッチのケース(素材)バンド選びで迷っている方、ステンレススチールケースとミラネーゼループのレビュー記事をお読みください。
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