お花見してますか?
暖かい春の楽しみといえば桜、そしてお花見ですよね。とても短い桜の見頃を狙って、毎年多くの方が昼夜公園に集まりお花見を楽しんでいます。
僕もその一人。東京都内どこかの、いわゆるお花見スポットで桜を見ながら友人らとお酒を飲む。そんなお花見を毎シーズン1度は楽しんでいます。
そんなお花見シーズンも今回はいつもと場所を変更し、千葉県船橋市にある「ふなばしアンデルセン公園」まで行ってきました。
お花見目的で千葉県船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」へ
お花見どこに行こう?
久々に再開する予定の友人らと話し合った末に決まったのは、千葉県船橋市にある「ふなばしアンデルセン公園」。
名前を聞いたことはあるものの、これまでに一度も行ったことがない僕は、期待に胸を膨らませながら車を走らせます。
ふなばしアンデルセン公園に到着
ふなばしアンデルセン公園に到着。園内への入り口は北・南・西の3ヶ所ありますが、この日の集合場所から1番近かった北ゲート側にやって来ました。
駐車場代は通常1台500円。あいにく北駐車場は満車だったので、目の前の民家が臨時運営していた駐車場に同じ500円で停めさせていただきます。
ふなばしアンデルセン公園の北ゲート前。園内に入る前からあちこちに見頃を迎えた桜が咲いていてテンションも一気に高まります。
桜もちょうど見頃を迎えた日、しかも週末だったので、チケット売り場も開園時間9時30分直後はたくさんのお客さんで並んでいたとのこと。
しかし時間をずらして11時ぐらいに到着した僕はラクラク入園。お花見の場所取り問題させどうにかなるなら、これぐらいの時間に行ったほうがストレスなく入園できるのでオススメです。
ということで、ふなばしアンデルセン公園に入ります!
ふなばしアンデルセン公園概要と入園料金や営業時間
桜やお花見など、園内の様子をお伝えする前に、ふなばしアンデルセン公園について簡単にご紹介。ご存知の方は読み飛ばして次へお進みください!
ふなばしアンデルセン公園は、千葉県船橋市にある総合公園です。
自然の中で自由にのびのびと遊べる「ワンパク王国」、デンマークの風車や農家など、のどかな田園風景が広がる「メルヘンの丘」、作品をつくる楽しさを体験できる「子ども美術館」、樹林地や水辺のある里山の自然環境を学べる「自然体験」、アンデルセン童話をイメージした遊具がある「花の城」の5つのゾーンからなる緑豊かな公園です。
開設当初約11haのワンパク王国は特色のある5つのゾーンからなる約30haの総合公園となり、その後も拡張を続け、現在では約36.7haの広さとなりました。
36.7ヘクタールもある敷地は東京ドーム約7.8個分とかなり広く、公園内をぐるっと歩いてまわるだけでもそれなりの時間がかかります。
ふなばしアンデルセン公園の入園料金
65歳以上(証明書を提示) | 無料 |
---|---|
一般 | 900円 |
高校生(生徒証を提示) | 600円 |
小学生・中学生 | 200円 |
幼児(4歳以上) | 100円 |
4歳未満 | 無料 |
チケットは事前にコンビニで買うと値段も安いしスムーズに入れるのでオススメ。セブンイレブンやローソンで購入可能です。
ふなばしアンデルセン公園には入園料金無料日がある
日付 | 対象者 | 概要 |
---|---|---|
3月3日 | 中学生以下入園無料 | ひなまつり |
4月2日 | H.C.アンデルセンデー (H.C.アンデルセンの誕生日) |
|
5月5日 | こどもの日 | |
6月15日 | 千葉県民の日 | |
10月第4日曜日 | すべてのお客様入園無料 | 市民無料開放デー (ふなばしアンデルセン公園開園記念) |
開園時間と休園日
- 開園時間:9:30~16:00
- 4月8日~10月31日の土・日・祝、3月20日~4月7日・6月15日・7月20日~8月31日の全日は9:30~17:00
- 休園日:月曜日(祝日、春・夏・冬休み期間は開園)
その他、詳しい休園日や園内混雑予想についてはふなばしアンデルセン公園公式サイトをご確認ください。
ふなばしアンデルセン公園に入るとたくさんの桜がお出迎え!
ふなばしアンデルセン公園に入ると、すぐさま無数の桜がお出迎えをしてくれます。
桜並木道の途中には岡本太郎氏の「平和を呼ぶ像」
桜って何度見ても綺麗ですよね。風が吹いて散っていく姿もまた美しい。
桜並木道を抜けた先には、広場やアスレチックが広がっています。ふなばしアンデルセン公園名物の一つ、大きな滑り台もこの近く。
開園直後から来ているお客さんで広場は賑わいをみせています。まるで「野外音楽フェスか!」と言わんばかりに簡易テントがカラフルに立ち並んでいるのも印象的。
お花見するなら芝生広場周辺、特に虹の池近くがオススメ
ふなばしアンデルセン公園北ゲートから入ると「ワンパク王国ゾーン」と呼ばれるエリアに出ます。芝生広場が広がっていて、あちこちに桜が咲いているのでとてもお花見がしやすい場所です。
なかでもオススメのお花見スポットは、「にじの池」と呼ばれる池周辺。
池の中には噴水がいくつか建っています。周辺には簡易テントの中で過ごす方、ビニールシートの上で過ごす方、持参した椅子に座って過ごす方、各々が自由なスタイルでお花見を楽しんでいます。
噴水近くでお花見していると時々虹が姿を現していることに気がつきます。桜と虹のコラボレーションがとても綺麗。
ちょっと視線を移動すると、そこには池で水遊びを楽しむ子どもたちの姿。
にじの池に隣接しているアルキメデスの泉には、ポンプ・スクリューポンプ・テコ式ポンプ・足踏水車といった水の学習施設があり、水遊びを楽しみながら学べるようになっています。
この日は気温が結構高くて暖かかったので、終日にじの池やアルキメデスの泉で遊ぶ子供たちの姿は絶えませんでした。(お父さんお母さんは、ふなばしアンデルセン公園に行くなら子供の着替え必須ですね・・・)
大人は桜を見ながらお酒や食事を楽しんで満足でも、一緒にいる子供はずっと座っているだけでは飽きてしまうでしょう。そんな時お花見会場が「ふなばしアンデルセン公園」なら、広大な敷地に様々な施設があるので子供も最後まで楽しんで過ごすことができると思います。
交通アクセスだけを考えればもっと良いお花見スポットはありますが、上記のような理由から「ふなばしアンデルセン公園」はまさにファミリーにオススメのお花見スポットといえます。
ここからは、お花見スポット以外の面での魅力を詳しくお伝えしていきます。
桜だけじゃない!お花見に飽きたら公園内を散歩しよう!
昼前からお花見していると、食欲も満たされちょっと動きたく方もいると思います。ふなばしアンデルセン公園なら、そんな時でも園内に色々と施設があるので楽しめます。
動物たちと触れ合える広場
ふなばしアンデルセン公園内にある「どうぶつふれあい広場」には、ヤギ・ヒツジ・ウサギ・モルモット・ポニーがいます。
(1)ヤギ・ヒツジ、(2)ウサギ・モルモットの広場では、10時30分~12時と13時30分~15時30分の1日2回、広場に入って動物たちに直接触れることができるんです。料金は無料なので出入りし放題です。
ふれあい広場以外にも、ウサギやモルモットの小屋が立ち並んでいたり。
ポニー広場では子供限定ですがポニーに乗馬することも可能です。
ふれあい広場規模は決して大きくありませんが、動物たちと直接触れ合えるので子供にはとても貴重な経験をすることができるのではないでしょうか。
森のアスレチックやパターゴルフで遊べる
「どうぶつふれあい広場」の奥には再びアスレチック、そしてミニパターゴルフ広場で遊ぶことができます。
森の中に多数のアスレチックが並んでいます。
しばらく外から観察していて、子供たちの底知らずな体力を感じさせられます。また子供の頃の感覚で大人になってからアスレチックに入ると、重くなった体や体力の低下を突きつけられるのでご注意ください…。
ポカポカと暖かく天気の良い日には、桜の木の下でのんびりパターゴルフもいいですね。
アンデルセン童話をモチーフにした施設や小さな子供向けの遊べる施設
ここまでご紹介した施設は全て「ワンパク王国ゾーン」と呼ばれるエリア。しかしふなばしアンデルセン公園には、まだまだ他にもエリア・施設があります。
まずはお隣「メルヘンの丘ゾーン」へ向かうべく太陽の橋を渡ります。
橋を渡っている途中で下を見下ろすと、太陽の池でボートを楽しむ方たちの姿。すごく気持ちよさそうです。
橋の向こうにも桜が咲いていて、その奥に見えるのはふなばしアンデルセン公園のシンボルの一つ風車です。
風車本体の高さは16.4mもあるので近づくと結構な大きさを感じます。
「メルヘンの丘ゾーン」の施設はアンデルセンの童話をモチーフにしたつくりが特徴的。
真っ赤なコミュニティーセンター内ではグッズ販売をしていたり
建物の前ではワゴン販売のコーヒーショップもあります。夕方気温が下がってきたらコーヒー飲んで温まりながら散歩するのも気持ちいいです。
ふなばしアンデルセン公園の南ゲートはこの付近。
さて、さらに奥にある「花の城ゾーン」を目指しましょう。
道中には一面菜の花畑が綺麗なところも。
「花の城ゾーン」に入るとまずはミニチュアガーデン。小さな建物が建ち並んでいます。写真を撮って楽しむ親、屋根に登って楽しむ子供の姿もチラホラと。
「花の城ゾーン」にあるキッズガーデンは、「ワンパク王国ゾーン」よりももっと小さな子供向け施設です。
ブランコや滑り台などの遊具もかなり小さな子向けの作りになっていたり、建物内にはプレイルームもあったりと、まだアスレチックで遊ばない年齢の子が楽しめるような施設。
大人の皆さんは疲れたら交代で屋内の休憩所で身体を休めてください。テーブルとイスが並んでいる無料の休憩スペースです。
なお、ふなばしアンデルセン公園西ゲートはこの付近。北ゲートから入園し、南ゲートをまわって西ゲート前までたどり着きました。帰宅時刻も近づいてきたので歩いて北側へ戻りましょう。
お花見シーズンの帰りの時間帯は渋滞必須?!
お花見シーズンのふなばしアンデルセン公園は17時閉園。荷物をまとめて閉園10分前に帰路につきます。
帰りの北ゲート前の道路は渋滞していて、そこにふなばしアンデルセン公園帰りの車が加わるので、通り1本抜けるのにちょっと時間がかかります。
丸1日過ごした方は疲れも溜まっていることと思うので、無理せず途中休憩しながらお帰りください。
まとめ
はじめて訪れた「ふなばしアンデルセン公園」。
千葉県船橋市まで距離こそありましたが、行って良かったと満足しています。正直、当初期待していた以上に楽しめました。
・広大な敷地のあちこちに桜が咲いていて場所取りしやすい
・桜・噴水・虹のコラボが綺麗、園内のあちこちに桜が咲いているので様々な姿を楽しめる
・アスレチック、水遊び、動物とのふれあいなど、子供が楽しめる施設が多数ある
・キッズガーデンにはまだアスレチックで遊べない小さな子が遊べる遊具やプレイルームが用意
「ふなばしアンデルセン公園」はこのような特長のあるお花見スポットです。
来年以降にお花見する時は、ぜひ候補にいれてみてください。とくに子供連れのファミリーにオススメします!
オススメお花見アイテム
お花見をより楽しむための便利なアイテムをご紹介。
1.サーモスの保冷バッグ
500mlのペットボトルが4本入るサーモスの保冷バッグ。複数の材質を組み合わせた「アイソテックの断熱構造」で冷たさをキープするとのこと。
カラーはブラックとブルーの2色展開から選べ、他にも容量の大きなモデルも販売されています。
2.キッチンクリップ
食べ残してしまったおつまみ・お菓子などの袋も、キッチンクリップで止めてしまえば一気に持ち運びしやすくなります。
おつまみとか途中でなくなったら嫌なので色々買っていくんだけど、食べきれずに残ってしまうことが多いのであると助かります。