海外旅行中もiPhoneなどのスマートフォンからインターネット接続したい人は多いのではないでしょうか。現地での連絡手段としてはもちろんですが、Twitter、Instagram、FacebookといったSNSへ、リアルタイムで海外で撮影した写真をアップロードする楽しみもありますよね。
しかし海外でのインターネット接続には注意点もあります。携帯電話会社から後日高額なパケット通信料を請求されたり、ホテルやレストランのフリーWiFiスポットを期待していたら全然繋がらなかったりなど気をつけなければいけません。
そこで僕がおすすめする海外でのインターネット接続方法は、海外用WiFiレンタルサービスの利用です。渡航先に対応した機器をレンタルでき、手続きも日本国内で行うので安心です。
海外用WiFiレンタルサービスにも何社かありますが、今回は僕がグアム旅行で実際に利用した「グローバルWiFi」をご紹介します。はじめに言っておきますが、使い方も簡単で快適にネット接続でき、レンタルして大正解でした!
便利な海外用WiFiレンタルサービス利用し、海外旅行をより一層楽しんできましょう!
海外WiFiレンタルサービス「グローバルWiFi」とは?
グローバルWiFiとは、海外用の定額制WiFiレンタルサービスです。世界200以上の国や地域の通信会社と提携しているので、旅行先に対応したwifiルーターを借り、現地でパソコンやスマホでインターネット接続が可能になります。
via グローバルWiFi
レンタルWiFiは、現地のフリーWiFiと比べ安全性が高いことはもちろん、現地の方と同じエリアで受信(利用)が可能です。また国内通信キャリアの海外パケット定額サービルと比較すると料金も安く済ませることができるといったメリットがあります。
またグローバルWiFiは、申し込みや機器の受け取り・返却など全ての手続きを、日本国内で済ませることができます。レンタルWiFiや海外旅行に不慣れな方でも安心して手続きを進めることができます。
他にもレンタルWiFiを行っている会社はありますが、4G回線・安い・口コミの評判などの理由から最終的に「グローバルWiFi」に決めました。
レンタルWiFi使ってグアムでネット接続してみた。
まずはレンタル前の手続きから。
事前にWEBで予約
渡航先や利用する空港によっては当日受付で借りれることもありますが、詳細は場所によって異なります。予約は事前にWEB予約するか、カウンターでの申し込みになります。
via グローバルWiFi
予約の手続きはすぐに終わります。グローバルWiFiのHPへアクセスして予約申込ページへ進み、渡航先・渡航期間・受取/返却場所・オプション品の利用・個人情報といった必要事項を入力して完了です。旅行までの期間に余裕があれば受け取りは宅配でもいいですが、時間もかかりませんし僕は空港受取で手続きしました。
申し込み手続き終了後は注文確定メールが届くので必ず確認しておきましょう。メールには受取場所の案内(画像)なども添付されているので、はじめて利用する方は要チェックです。
成田空港で受け取り
僕は今回成田空港から旅立ちました。受け取り場所を第2ターミナルにしていたので、空港に着いたらすぐに窓口へ向かいました。
via グローバルWiFi
成田空港第2ターミナル1階の受け取り場所はちょうど真ん中、中央口近くにあります。
曜日や時間帯にもよりますが、この日は前に一人並んでいる程度の混み具合。受付時は予約した名前を伝え、その後身分証明書(免許証やパスポートなど)を見せて終了。並んでさえいなければ当日の手続き自体は1,2分とあっという間に終了します。
レンタル機器を受け取ったら念のため中身の確認をしておきましょう。専用ポーチの中は以下の通りです。
- WiFiルーター本体
- USB – Micro USBケーブル
- ACアダプター(充電器)
- 専用ケース(ポーチ)
- 取扱説明書
画像だと大きく見えるかもしれませんが、WiFiルーター本体の大きさは手のひらサイズ。ACアダプターなどもコンパクトで邪魔になりませんでした。
取扱説明書には、iPhoneやAndroid向けの海外での設定方法も記載されています。誤って海外でパケット通信しないよう、利用前に必要な設定を確認しておきましょう。
1日中外出する予定がありバッテリーの持ちが気になる方は、オプションでモバイルバッテリーを借りることもできます。モバイルバッテリーは1日200円でレンタル可能です(2016年10月現在)。WiFiルーターの充電持ち時間は3〜5時間程度と案内されていましたが、SNSやメールの確認、軽いブラウジング程度なら1日持ちました。
まぁモバイルバッテリーがあればスマホの充電にも使えるので持っていて損はないと思いますけどね。それと、モバイルバッテリーはオプション品じゃなきゃダメというわけではないため、持参もアリです。僕はそうしました。頻度高めに使っていた日は、スマホとWiFiルーターを同時に充電する場面があったので、持っていって良かったと思っています。
グアムに着いたらWiFiルーター起動
渡航先に到着したらWiFiルーターの電源を入れます。レンタル品によって異なるかもしれませんが、僕が借りた製品は本体ボタンが電源のみだったので特に迷うこともなく起動。
WiFiルーターを起動したら続いてスマホやパソコンなど接続したい機器側の設定です。日本国内でWiFiルーターを使う時と特に変わりません。WiFiの設定画面で、ルーターの裏側に記載されているSSIDを選択し、その後パスワードを入力するだけです。
なお詳しい接続方法については、グローバルWiFiのHPにiPhone・Android・PC別に解説されています。
https://townwifi.com/guide/introduction/#BlockB
他にもグローバルWiFiなら困ったときのサポート窓口が24時間365日稼働。LINEやSkypeなどで問い合わせできるので安心です。
グアムでの通信状況
実際にグアムで使った際のインターネット接続状況はとても良好でした。宿泊したハイアット リージェンシー グアムなど、グアムの中心地であるタモン周辺はもちろん、レンタカーでのドライブ中や移動先でもきちんと受信し、そして不自由しない通信速度で利用することができました。
旅行中にネット接続できなかった場所といえば、グアム島北部のプライベートビーチ「ココパームガーデンビーチ」に行っていたときぐらいだと思います。グアム旅行なら多くはタモン周辺で過ごしていると思うので、それならまず問題ない通信状況だと思ってください。
充電の持ちは先程も書きましたが、SNSやメールのチェック、軽いブラウジング程度なら普通に1日持ちます。僕はドライブ中にGoogleマップのナビ機能も利用していましたが、それでやっとモバイルバッテリーが必要になるぐらいの間隔です。
1日あたりの通信量も、この程度の使い方なら通常プラン(1日250MB)で十分です。
via グローバルWiFi
通信量の目安も画像の通り案内されていますが、ビジネスユースでない限りは通常プランでいいと思いますよ。ただしYouTubeなどの動画再生だけは注意してくださいね。
成田空港で返却
帰国後は空港でレンタルしたWiFiルーターを返却して帰ります。今回は借りた時と同じく成田空港第2ターミナル1階にて。
受け取り時と同様にカウンターで手渡ししてもokですが、返却は専用の返却BOXがカウンター上に設置されているのでそこへ入れるだけで済みます。
旅行疲れが溜まっていると思うのでこういう手続は出来る限りスムーズに済ませたいですもんね。借りた時と同様レンタル品を全て専用ポーチに入れた状態で返却BOXを入れたらさっさと帰りましょ。
後日、グローバルWiFiから返却完了の旨メールが届きました。特に問題もなく、これで正式にレンタル終了です。
グローバルWiFiで海外でも安心・快適にネット接続しよう
グローバルWiFiを利用して良かったのは、とにかく通信環境(受信エリアや速度)が安定していたこと。これは国や地域によって異なる問題とはいえ、ひとまず今回の旅行先であるグアムでは安定してネット接続できました。
グアムの中心街タモンでも全ての場所でフリーWiFiが使えるわけではありませんし、セキュリティ面の懸念も考えると、利用して正解だったと思っています。
またグローバルWiFiは4G回線のため速度も不満を感じることはありませんでした。同じ海外向けのWiFiレンタルサービスには3G回線もあるので、利用検討している方はそのサービスの使用回線も考慮したほうがいいでしょう。
そしてもう一つは、受け取りと返却がラクだったこと。バタバタしがちな旅行前や疲れが溜まっている帰国直後の手続きが面倒だと困りますよね。グローバルWiFiはひと通りの手続きがとてもスムーズに済み、ノンストレスで手続きを完了することができました。
グアムに限らず次の海外旅行時には、またグローバルWiFiを利用して、快適なネット環境を整えたいと思っています。