テレビへ接続して「Amazonビデオ」「AbemaTV」「dTV」などを楽しむことができるAmazonのFire TVシリーズ。その中の「Fire TV Stick」がリニューアルします!
アマゾンジャパン合同会社(Amazon.co.jp)は先日、新型「Fire TV Stick」を発表し、予約受付を開始しました。税込4,980円で4月6日発売される予定ですが、はたして新型「Fire TV Stick」は「買い」なのか?ちょっと調べてみました。
パワフルになったFire TV Stick (New モデル)
via Amazon
新型「Fire TV Stick」は、前モデルからパワーアップして2017年4月6日に登場します!
具体的にはCPUとWi-Fiが強化されました。CPUは前モデルの1GHzデュアルコアから、1.3GHzクアッドコアCPUへと強化。無線LANはIEEE 802.11ac(MIMO)へ対応しています。
Amazonの製品情報には、「Chromecastの2倍のメモリ、クアッドコアプロセッサ搭載でサクサク滑らか。」とまで記載されていて、とにかく新型「Fire TV Stick」も売りはパワフルになったことなんだと思います。
スペック比較
Fire TV Stick (New モデル) | Amazon Fire TV | |
---|---|---|
価格 | 4,980円 | 11,980円 |
プロセッサ | 1.3GHzクアッドコア | 2.0GHzクアッドコア |
メモリ | 1GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | |
音声認識リモコン | あり | |
ゲーム | カジュアルゲーム | ハイパフォーマンスゲーム |
解像度 | 最大1080p | 最大4K Ultra HD |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ、IEEE 802.11ac(MIMO) | |
LAN端子 | なし | あり |
外部ストレージ | なし | microSDスロット |
USBポート | なし | USB 2.0 |
パワーアップしたといっても上位モデルにあたる「Amazon Fire TV」と比べたらスペックは劣ります。ゲームで遊んだり、より高精細な映像を楽しみたければ「Amazon Fire TV」のほうが適しています。
しかしそこまでいろんなことはせず、ただ動画再生を楽しみたいという用途であれば、そんなスペックなくても問題ありません。むしろ、手のひらサイズの小型スティックタイプで持ち運びも簡単ということのほうが魅力的。
価格差もありますし、購入後の用途によってモデル検討が必要です。
新規購入なら「買い」。買い替えするほどのモデルではない。
via Amazon
新型「Fire TV Stick」は前モデルよりもパワフルになった分、製品の魅力は向上したといえるでしょう。同じ作業でもパワーがあると余裕がうまれますからね。
ただ正直、前モデルから買い替えするほどの魅力はないと感じています。
というのも、安くて小さくて持ち運びもしやすいことが売りなので、この機器でやることって限られています。そんな「Fire TV Stick」に対しパワー不足を感じていた人って、恐らく少ないんじゃないかなと。
もしも現行の「Fire TV Stick」にパワー不足を感じていて、「Amazon Fire TV」ほどの性能は不要なら、この新型「Fire TV Stick」はおすすめできます!しかし大半を占めるであろうパワー不足が気になっていなかった人には、今ある「Fire TV Stick」でいいと思います。
- 現行の「Fire TV Stick」を持っていない人
- 現行の「Fire TV Stick」にパワー不足を感じているけど、「Amazon Fire TV」ほどの性能は不要という人
このどちらかに当てはまるなら、Fire TV Stick (New モデル)をおすすめします。2017年4月6日の発売後すぐに使いたいなら、今のうちに予約購入しておきましょう!
特に急がないなら、プライム会員向けにお得なクーポンが発行されることもありますし、購入レビューを参考にしながら決めるのもアリです。どうぞゆっくり検討してください。