iPhoneをいくらロックしていても、ロック画面の設定次第でLINEやメールを「覗き見」することが可能です。確認可能な内容は限られていますが、見られたくない情報を覗き見されないように設定を見直しましょう。
ロック中にiPhoneの通知センターから覗き見
iPhoneの通知センターとは、画面上部から下方向へスワイプした時に表示される画面のことです。LINEやメール、その他様々アプリの通知を一箇所に集約しており、通知内容(メッセージ)の一部も表示されます。
通知センターからそのままアプリを起動することもできたりと、通知センターは便利な機能ですが、思わぬ落とし穴があります。
ロックしていても…
iPhoneの設定次第では、例えロック中でもスワイプすれば通知センターを表示することができます。ロック解除することなくiPhoneに通知されている内容、つまりLINEやメール内容の一部を確認することができるわけです。
例えばLINEやメールの通知であれば、差出人やメッセージ冒頭が通知センター上に表示されます。ロック中でもここまでは表示可能なので、本体が手元にあれば誰でも見ることができてしまいます。
設定変更で回避!
今回の方法で覗き見されないようにするには、iPhoneロック中のアクセス許可に関する設定を変更すれば回避可能です。
1.iPhoneの設定から「Touch IDとパスコード」へ
設定内の「Touch IDとパスコード」をタップします。その後、iPhoneのパスコードを入力します。
2.「ロック中にアクセスを許可」から「通知の表示」をオフへ
画面下のほうにある「ロック中にアクセスを許可」から「通知の表示」をオフにします。
設定は以上です。この状態ならiPhoneロック中に、ロック画面から通知センターを表示することができません。覗き見防止完了です!
不正ログイン(アクセス)を防ぐ
iPhoneをはじめスマートフォンや各SNSの普及もあって、不正ログイン(アクセス)関係のニュースは定期的に出ます。つい先日も、iCloudやFacebookへの不正ログイン(アクセス)による被害がニュースになりました。
不正ログイン(アクセス)については何度も話題になっているので、各サービスのセキュリティ設定を見直すユーザーも少しずつ増えていると思います。全員が被害者になる可能性がありますし、自分でできる設定(対策)はしておいたほうが良いですからね。
今回のケースは不正ログイン(アクセス)というほどのものではありませんが、プライバシーを守る方法の一つです。アクセスを許可することによって通知センターの確認がスムーズになるメリットもあるので、実態に試してオンオフ決めて頂くのが良いと思います。