大学進学や就職、転職、異動など、様々な理由から新たな場所で生活をスタートする時に考えなければいけないのがインターネット回線の契約です。
以前なら、一人ぐらいでも当たり前のようにNTTのフレッツ光をはじめとする固定回線を契約していましたが、今はインターネット接続にも色々と選択肢があるので悩んでしまうケースもあるのではないでしょうか。
本日はそんな中から、UQコミュニケーションズが提供するWiMAX(ワイマックス)というモバイルインターネットサービスについて、契約前に確認しておくべき5つのことをお伝えします。
WiMAXの受信状況を自宅周辺で確認する
1つ目はWiMAXの受信状況確認です。
WiMAXはフレッツ光などのような固定回線ではありませんので、自宅など主に使う場所での受信状況を確認しなければなりません。
というのも携帯電話と同じで、せっかく契約しても主に使う場所で受信できなければ役に立たないからです。
そこでまずは、UQ WiMAXでサービス提供エリアを調べてみましょう。サービスエリアマップで自宅や学校など、WiMAXを主に使う予定の場所が提供エリア内に入っていればひとまず安心です。
基本的には上記WiMAXのサービスエリア内であれば受信可能と判断できます。ただしエリア内でも、場所によっては受信しにくいなんてこともあるので注意が必要です。
契約した後で自宅の受信状況が悪かったことが判明するなんてことを避けたければ、もう一歩踏み込んで調べてみましょう。
15日間無料でお試しできる、便利な「Try WiMAX」
自分が主に使用する場所がWiMAXのサービスエリア内かどうか、それは最終的には実際にその場所で使ってみないとわかりません。そこで僕がおすすめするのは、UQ WiMAXが提供する「Try WiMAX」というレンタルサービスを利用して調べる方法です。
「Try WiMAX」とは、UQコミュニケーションズからWiMAXのモバイルルーターを15日間無料でレンタルできるサービスです。モバイルルーターも最新のモデルから選ぶことができますし、それを15日間も自由に使うことができるんです。
繰り返しになりますが、いくらWiMAXサービスエリア内であっても、受信状況があまりよくない場所はあります。携帯電話でもありますよね?
自分が契約する予定のモバイルルーターを「Try WiMAX」でレンタルし、そして自宅など利用頻度の高い場所で実際の受信状況を確認する、これが間違いない確認方法です。
「どうせ契約するなら面倒なので最初から本契約する」などと言って契約し、あとで使えないなんてことのないよう、無料で利用できる「Try WiMAX」でしっかり確認をすることをおすすめします。
UQコミュニケーションズが提供する「Try WiMAX」は、「UQ WiMAX」よりHP上でお申込み可能です。詳細は以下の記事も参考にしてください。
≫「Try WiMAX」でWiMAX契約前に受信状況や使い勝手を確認しよう!
WiMAXの通信制限について
2つ目はWiMAXの通信制限についてです。スマートフォンと同じように、WiMAXにも通信制限があります。
まずは現在提供されているWiMAXの主なプランが以下の2つ。
- UQ Flat ツープラスギガ放題
- UQ Flat ツープラス
ギガ放題は、名前の通り月間データ量の上限なしでたっぷり使えるプランです。WiMAXをメイン回線としての利用を考えている場合はこちらのプランが良いでしょう。
ただし、月間データ量に制限はありませんが、3日間で10GBという制限があります。もし直近の3日間で10GBを超えてしまった場合には、翌日に通信速度を制限(概ね1Mbps程)されてしまいます。
UQ Flat ツープラスは月間7GBの上限が設定されています。この場合上限に達すると、通信速度を送受信最大128kbpsに制限されてしまいます。
月7GBあれば問題ない人も多いと思いますが、ネット動画の視聴等されるなら、「UQ Flat ツープラスギガ放題」プランのほうがいいでしょう
4G LTEは必要?
WiMAXのルーターにはauの4G LTE回線に対応した製品もあります。これを利用すると、WiMAXのサービス提供エリア外にいても、au 4G LTEの電波を利用して接続することができます。
国内各地様々な場所でモバイルルーターを使用することが多い人には、WiMAXだけでなくau 4G LTEも利用できるのは大変心強いと思います。
ただしこれにも2点注意が必要です。
LTEオプションは有料
4G LTE対応機器を使用して4G LTE回線へ接続するには、通常のWiMAX料金とは別に、月1,050円(税抜)の料金がかかります。
そのためWiMAXだけで十分ならわざわざ4G LTEを利用する必要ありません。ちなみにこの4G LTEは「ハイスピードプラスエリアモード」呼ばれているものです。
ツープラスギガ放題プランでも4G LTEの通信制限有り
もう一つは月間のデータ通信量制限についてです。WiMAXをUQ Flat ツープラスギガ放題プランで利用していると、先ほども書いた通り月間のデータ通信量制限はありませんが、4G LTEには月7GBの制限があります。
要注意なのが、仮に4G LTEで7GBの上限に達してしまった場合、WiMAXの通信にも制限がかかってしまいます。せっかくのギガ放題でもこれでは意味がありません。
UQ Flatツープラス ギガ放題は、月間のデータ通信量に上限がなく、通信速度制限(月間7GB超)が適用されません。ただし、LTEオプション対応機種の場合、ハイスピードプラスエリアモードで通信速度制限(月間7GB超)が適用された後は、ハイスピードモードの「WiMAX 2+」通信もその制限の対象となります。
そのため4G LTEオプションを利用する場合であっても、あくまでメインに利用するのはWiMAX回線で、4G LTE回線はその電波が届かない場所での補助として利用するのがいいでしょう。
解約期間に気をつけよう
4つ目はWiMAXの解約についてです。
携帯電話(スマートフォン)でもお馴染みの「解約期間」がWiMAXにもあります。プランで予め決められた解約期間に解約手続きをしなければ違約金が発生するというものです。
しかも結構高額だったりします。
厄介なのが、その期間がいつなのか分かりにくく、そして期間も短いことです。これも携帯電話と同じですね。
具体的には、手続きの方法含めプロバイダー毎に異なります。そのため契約の際に、このプロバイダーではどのような流れでいつまでに解約手続きをするのか、あらかじめしっかりと確認しておくことをおすすめします。
WiMAXを契約するプロバイダーを比較する
5つ目はプロバイダー選びです。
NTTのフレッツ光等と同様、WiMAXにもプロバイダーがあります。本家UQコミュニケーションズが運営しているプロバイダーの「UQ WiMAX」の他に数十社とたくさんあります。
まずはじめに、どのプロバイダーと契約をしても通信回線やルーター機器は同じです。受信状況や速度には影響ないことを覚えておきましょう。
プロバイダー選びは、キャンペーンによる特典やメールアドレスの発行有無、毎月の支払い方法の違いなどを比較して選びます。
おすすめ何社かピックアップします。
GMOとくとくBB
まずはGMOインターネットが運営する「GMOとくとくBB」です。
キャッシュバックを考慮し総額の安さにこだわるなら、GMOとくとくBBがおすすめです!時期によって金額も変動しますが、高額なキャッシュバックがあります。
毎月の料金支払いはクレジットカードのみです。
BroadWiMAX(ブロードワイマックス)
「BroadWiMAX(ブロードワイマックス)」は月額費用の安さがウリのプロバイダーです。難しいことを考えずとにかく月額費用を安くしたい方におすすめです!
支払い方法はクレジットカードですが、「定額ギガ放題プラン1」では口座振替も可能。
BIGLOBE WiMAX(ビッグローブワイマックス)
「BIGLOBE WiMAX(ビッグローブワイマックス)」は、2年間の月額費用値引き・キャッシュバックの好きな方を選べる特典があります。
支払い方法もクレジットカードと口座振替から選択可能。
UQ WiMAX
最後はWiMAXの本家UQコミュニケーションズが運営しているプロバイダーの「UQ WiMAX
UQ WiMAXも商品券プレゼントなど特典はあります。・・・が、正直特典は他のプロバイダーと比べるとちょっと見劣りします。
支払い方法はクレジットカードまたは口座振替から選択可能。
≫UQ WiMAX
まとめ
今回は、WiMAXの契約前に確認するべき5つのポイントをあげました。
新しい場所での生活って、インターネット回線以外にも様々な手続きがあるので、なにかと忙しいと思います。しかし、契約してから初めて知って後悔するようなら、忙しくてもその時に確認しておくべきです。
今回紹介した5つのポイントや、WiMAXプロバイダー毎のキャンペーンを参考にしていただき、快適なインターネット環境を整えましょう。なおキャンペーンについては時期によって異なるので、必ず最新の情報を確認するようにしてください。
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