自宅コンセントの発火対策は大丈夫?火災の原因となるトラッキング現象に要注意!

電源プラグ

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湿度が高くなる梅雨から夏にかけての時期は、家電製品の電源プラグやコンセントから発火する「トラッキング現象」に気をつけましょう。

雨がよく降るので火災をイメージしにくい時期ですが、この季節だからこそ起こりやすい現象に要注意です。

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トラッキング現象とは?なぜ発火するの?

液晶テレビ、パソコン、冷蔵庫、洗濯機など、家庭には様々な家電製品が設置されています。そしてこれら家電製品の多くは、はじめに設置した場所から取り外すことなく使い続けるケースが多いのではないでしょうか?

また電源タップを用いてタコ足配線状態で色々な機器をコンセントに差込したままのケースも多いのではないかと思います。

このようなご家庭は要注意。トラッキング現象とは、家電製品の電源プラグを差し込みしているコンセントで起こる現象です。

電源プラグとコンセント差込口の間には僅かな隙間があり、電源プラグを差し込みしたままにしているとプラグにホコリが溜まります。このホコリに湿気が混じると、プラグの極間でショートを繰り返し発火してしまうことがあるようです。

これがトラッキング現象。

東京消防庁によると、東京消防庁管内では差込みプラグのトラッキング現象による火災が年間34件発生しているとのことで、月に3件弱のペースで発生しています。(2017年時)

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トラッキング現象によるコンセント周辺の梅雨火災に注意

トラッキング現象は、梅雨から夏場にかけて特に注意が必要です。

雨がよく降り、空気も乾燥しにくい梅雨の時期に火災?とイメージできない方もいらっしゃると思います。

しかし、梅雨から夏場は湿度が高いため、電源プラグに溜まったホコリにも湿気が混じりやすく、十分に起こり得る現象なんです。

物陰に隠れたコンセントに差し込んだままにしておくと、いつのまにか真っ黒に焦げているかも…?恐いですねぇ。

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トラッキング現象によるコンセント周辺の発火を防ぐ方法

トラッキング現象による火災を防ぐには以下の方法があります。

  • 電源プラグやコンセント周辺を掃除して、ホコリが溜まらないようにする
  • 普段あまり使わない家電製品の電源プラグは差しっぱなしにせず抜いておく
  • 冷蔵庫や洗濯機など長期間コンセントに差し続ける電源プラグは要注意なので、定期的に点検する習慣をつける
  • 市販のプラグカバーを使う。電源タップを使う場合もほこりの浸入を防止する形状のものを選ぶ

大事なことはなるべくホコリが溜まらないようにすること、そしてホコリが溜まったら掃除することです。

毎日のお掃除で全てを点検するのは大変ですが、定期的にチェックする習慣づけしておくだけでもトラッキング現象はだいぶ防げるのではないかと思います。

またトラッキング現象を防ぐための市販品も色々と販売されています。掃除点検だけでなくこういった便利グッズを導入するのも、予防として有効です!

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