iPhone 7/7 Plusの発売を前に、国内の大手通信キャリア3社がスマホ向け新料金プランを発表しました。
9月8日にソフトバンクが先行して発表、翌日9月9日にKDDI(au)、9月13日にドコモと、追従するように新プランを発表しています。いずれも大容量のデータ通信が定額で可能なプランで、中身はほぼ同じ、相変わらずの3社横並びという状態です。
大容量の新しい料金プラン
ドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクはそれぞれ新しい料金プランを発表しました。
- ドコモ:「ウルトラパック」
- KDDI(au):「スーパーデジラ」
- ソフトバンク:「ギガモンスター」
発表されたプランはこのように名称こそ異なりますが、中身は変わりません。
各プラン、月20GB/30GBまで通信速度制限無く定額でデータ通信できるプランになっています。料金は20GBが6,000円(税抜)、30GBが8,000円(税抜)です。
大容量のデータ通信が可能なプランなので、テザリング利用のため選択する人も多いと思いますが、3社ともテザリングはデータ通信プランの料金に含まれていません。テザリングを利用するには月額1,000円(税抜)が別途必要なので注意です。
ドコモの「ウルトラパック」
via docomo
ウルトラデータLパックが20GBで月6,000円(税抜)、ウルトラデータLLパックが30GBで月8,000円(税抜)です。
テザリングには別途月額1,000円(税抜)が必要だが、2018年3月(予定)まではキャンペーンにより無料で利用可能。
KDDI(au)の「スーパーデジラ」
via KDDI
データ定額20が20GBで月6,000円(税抜)、データ定額30が30GBで月8,000円(税抜)です。
テザリングには別途月額1,000円(税抜)が必要だが、2018年3月末(予定)まではキャンペーンにより無料で利用可能。
ソフトバンクの「ギガモンスター」
via SoftBank
ウルトラデータLパックが20GBで月6,000円(税抜)、ウルトラデータLLパックが30GBで月8,000円(税抜)です。
テザリングには別途月額1,000円(税抜)が必要だが、2017年4月末(予定)まではキャンペーンにより無料で利用可能。
3社横並びの新プラン
ドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3社が発表した新しい大容量データ通信プランは、上記の通り大きな違いはありません。ドコモだけテザリングを無料で利用できるキャンペーン期間(予定)が他2社より1年近く長いところくらいでしょうか。
3社並べてみてもこの通り。
ドコモ | KDDI(au) | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
20GB | 月6,000円 | 月6,000円 | 月6,000円 |
30GB | 月8,000円 | 月8,000円 | 月8,000円 |
テザリング | 別途月1,000円 | 別途月1,000円 | 別途月1,000円 |
データ残量 | 翌月繰り越し可 | 翌月繰り越し可 | 翌月繰り越し可 |
個人的には8GBでは少なかったので容量が増えることは嬉しいですが、ここまで大容量のプランを必要とする人は限られているでしょうね。
そして20GB/30GBも使う人の多くはテザリングも利用すると思うので、わざわざ別料金にしてプランから外さず、最初からテザリング込みの料金でも僕は良かったと思います。
最後に、今回は個人向けのプランをお伝えしましたが、ドコモは家族でデータ量をシェアできるウルトラシェアパックも発表しています。もしそちらが気になる場合はドコモ公式HPをご覧ください。