Slack便利ですよね。特に、連携できる外部サービスの多さが使い勝手を良くしている一つのポイント。本日はYahoo!JAPANの提供するスマホアプリ「my Things」を使って、Slackに天気予報を通知する方法を紹介します。
「my Things」で「Slack」をより便利に
今回の連携に用いる「my Things」は、スマホアプリ専用サービスです。Slackだけでなく、TwitterやInstagram、Facebook、Google Driveなど多くのサービスを自分で組み合わせすることができ、より便利な使い方を可能にしてくれます。
類似サービスには便利な「IFTTT」もありますが、個人的に国内の天気予報であればこちらのほうが良いと思います。
my Thingsが対応しているサービス一覧です。「IFTTT」程ではありませんが多くのサービスが対応しています。
Yahoo!JAPANの「my Things」
my ThingsはiOS・Androidそれぞれスマホアプリがありますので、まずはダウンロードしてください。
my Thingsを使用するにはYahoo!JAPAN IDへのログインが必要です。ダウンロード後にアプリを起動すると途中で促されるのでログインしましょう。
my Thingsの「組み合わせ」を作成する
my Thingsの「組み合わせ」は、「トリガー」と「アクション」にそれぞれWEBサービスの条件を指定しながら作成していきます。
「トリガー」へ登録したサービスが条件/データとなり、「アクション」へ登録したサービスへその結果を送信します。今回の目的である天気予報をSlackへ通知する場合であれば、「トリガー」へ「Yahoo!JAPANの天気・災害」、「アクション」へ「Slack」を登録することになります。
作成手順
新しい組み合わせを作成
ここから新しい「組み合わせ」を作成します。
トリガーを追加する
まずはトリガーの追加から。
Yahoo!JAPAN内の「天気・災害」を選択。
「今日の天気予報」を選択。
地域を選択。
アクションを追加する
トリガーの次はアクションを追加します。
WEBサービス内の「Slack」を選択。
※はじめて選択した際には「Slack」への連携を許可しなくてはいけません。画面に従い「連携アプリを認証」してください。
Slackの「特定のチャンネルに投稿する」を選択します。その後通知先のチャンネルを選択しましょう。
メッセージ欄には、通知したいメッセージを入力します。「候補」にある項目を使うことで、トリガーのデータを用いることができます。
また「候補」だけだと抽出したデータ(数字等)だけが送信されてしまうため、このように{{ }}の前後には手入力で言葉を付け足して分かりやすい文を組み立てます。
実行タイミングを指定する
作成した「組み合わせ」の実行するタイミングを、時間と曜日で指定することができます。時間指定をしない場合は15分間隔で実行します。
今日の天気であれば起床時間等にあわせて設定すれば良いと思います。今回は毎日朝7時に通知するよう設定してみます。
名前を付けて保存する
一通り条件を指定したら、最後に「組み合わせの名前」を付けて保存します。
この名前は複数の「組み合わせ」を作成した際に区別しやすくするためのものなので、そのままでも良いと思います。
以上で設定完了です。
実際に動作するとこのように通知
通知内容は「アクション」で指定した通りです。いつでも修正できるので、自分が欲しいと思う内容へ調整していきましょう。
まとめ
「my Things」は日本語アプリのため設定も簡単にできると思います。それと今回は「今日の天気予報」を通知しましたが、トリガーに指定できる条件は他にも多数あります。
- 今日の天気予報
- 特定の天気だったら
- 気温が○度以下だったら
- 気温が○度以上だったら
- 明日の天気予報
- 特定の降水量以上だったら
- 最低気温が特定範囲内だったら
- 最高気温が特定範囲内だったら
この通り様々な条件を指定することができます。一度設定すれば毎日自動で通知してくれるので便利ですよ。